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スペイン大物記者、レアル・マドリード戦の久保建英を称賛「バルサ&レアルから始まり数クラブを渡り歩いた彼は凄まじい選手となった」 |ラ・リーガ

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スペイン大物記者、レアル・マドリード戦の久保建英を称賛「バルサ&レアルから始まり数クラブを渡り歩いた彼は凄まじい選手となった」 |ラ・リーガGetty Images
【欧州・海外サッカー】久保建英はスペインでも大きな存在になろうとしている。

レアル・マドリード相手に衝撃的なパフォーマンスを見せたレアル・ソシエダFW久保建英は、スペインの大物ジャーナリストからも一目置かれる存在となったようだ。

17日のラ・リーガ第5節、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦(1-2でソシエダの敗北)で、久保は古巣相手に驚異的なパフォーマンスを披露した。開始5分に絶妙な縦パスによってバレネチェアの先制点をアシストすると、11分にはオヤルサバルのオフサイドで取り消しとなったものの強烈な左足ミドルシュートでネットを揺らし、世界屈指のスタジアムに沈黙をもたらした。その後も久保は、ソシエダが前半に迎えたすべての決定機に絡み、ベルナベウの観客は彼がボールを持つだけで息を呑むような状況だった。

そんな久保の実力に太鼓判を押すのは、スペイン屈指のスポーツジャーナリストとして知られるサンティアゴ・セグロラ氏だ。ホルヘ・バルダーノ氏が「ジャーナリズム界のマラドーナ」と称する同氏は、一般紙『エル・パイス』、スポーツ紙『マルカ』などに勤め、現在はスポーツ紙『アス』でレアル・マドリードやスペイン代表に関するコラムを寄稿する。

セグロラ氏は19日付の『アス』に掲載された、レアル・マドリードのソシエダ戦を評するコラムで、久保について次のように語っている。

「激動の前半、主役となったのはクボだった。バルサのカンテラで育ち、その後にレアル・マドリードに加わり、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカを渡り歩いてきた彼は、自分の最高のクオリティーを引き出せるチーム、監督のもとで今や凄まじき選手に変貌した。その最高のクオリティーの種類は決して少なくなく、ただボールを扱うだけにとどまらない」

「クボは勝利のために舞台を制圧している。驚異的な意思の強さと、おそらく個人的な復讐心とともに」

「クボという問題にぶち当たったマドリードは、それを解決するために半分の時間を費やさなくてはならなかった。またラ・レアル全体も彼らを困難に陥れている。プレッシング、シュート、ゴール(何度となくダイアゴナル・ランからシュートを狙ったクボの取り消されたミドル含め)と、ラ・レアルは極上のチームであることを実感させている」

「ただしラ・レアルには、この舞台で何度も素晴らしいプレーを見せてきたオヤルサバルに存在感がなく、またこうした試合で必要なディレクションを行い、落ち着きを与えてきたダビド・シルバがいなかったのも、また事実だった。彼らはシルバがいないことに寂しさを覚えている」

ソシエダの問題点も指摘したセグロラ氏は、久保についても手放しで称賛するだけではなかった。レアル・マドリードが調子を上げた後半、久保に苦しめられていたDFフラン・ガルシアが2アシストを記録した理由として、久保の守備の対応が緩慢だったことも指摘している。

「ラ・レアルは前半に多くの素晴らしい決定機を築いたが、翻って後半は(ケパ・)アリサバラガを一切脅かすことがなかった。アンチェロッティが新たに敷いた守備網はスペースや亀裂を塞いだ。前半、フラン・ガルシアを苦しめたクボも、容易な突破がかなわなくなり、白いユニフォームに囲まれ続けた」

「そしてフットボールはパラドックスに満ちたゲームであり、クボも誰もマドリーに勝利をもたらすことになるフラン・ガルシアの2回にわたる決定的なオーバーラップを阻止しようとはしなかった」

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