東京五輪本大会を目前に控えたU-24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸でU-24スペイン代表と、本大会前最後となる強化試合を戦った。
スペインは先日行われたEURO2020(欧州選手権)でプレーした6名の選手を含む強力なメンバーを擁しており、この試合でもGKウナイ・シモン、DFパウ・トーレスらをはじめ、MFペドリ、FWダニ・オルモ、FWオヤルサバルらA代表でも主力を務める選手たちが出場。レベルの高いチームが相手となったが、日本は前半にMF堂安律が得点を決め先制。ただ、後半に1点を返されて引き分けとなった。
試合後、U-24スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が記者会見に臨み「今日の試合は予想通りインテンシティが高くハードだった」と、この試合を総括した。
14日に神戸に到着したスペインは、まだコンディションを調整している最中。デ・ラ・フエンテ監督も「日本のフィジカルはスペインより良かった。まだ、日本に到着して間もなく、疲労が蓄積しているが、内容には満足している。攻撃のチャンスは比較的作れた。今日が一試合目、相手が日本であることを踏まえると良かった」と振り返った。湿度・暑さに対しては「事前に適応する準備をしてきたものと同じ印象。ただし、練習で見せているようなパフォーマンスはまだ披露できなかった」と話し、まだ状態が万全ではないことを伺わせた。
また、日本の印象を問われると「日本の選手は早かった。スピーディーなカウンターを持っている。オープンな形で攻撃を受けがちだったが、スペインもよく守れたと思います。基本的には一番良く知っているのは久保選手。今日は冨安選手が重要な存在であることをピッチでよく見せていた。非常に目立っていたと思うし、攻撃のなかで活躍していました」と話した。
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