試合の概要
ウディネーゼとチェルシーが日本時間7月30日の4:00からスタディオ・フリウーリで対戦する。
ウディネーゼ（昨季成績：12位 勝点47 ｜ 11勝14分け3敗 ｜ 61得点58失点）
1995-96シーズンからセリエAのポジションを維持し続けているウディネーゼは昨シーズン、ガブリエレ・チオフィ監督の下でリーグ戦を12位フィニッシュ。9シーズン連続となる二桁順位での残留を決めたが、シーズン後には指揮官が退任した。新監督にはクラブOBでもあるアンドレア・ソッティル監督を招聘している。
今オフシーズンには、昨季に負傷離脱期間が長かったMFマハマドゥ・クリバリを売却した一方で、昨季リーグ戦11ゴールのFWベトを推定700万ユーロで買い取り。そのほか、左サイドバックのDFデスティニー・ウドジェをヴェローナから、センターバックのDFジャカ・ビヨルをCSKAモスクワからそれぞれ獲得するなど、各ポジション手堅い補強を行っている。
注目選手：ロベルト・ペレイラ
かつてユヴェントスでもプレーしたロベルト・ペレイラは、ワトフォードを経て、2020年の夏にウディネーゼ入り。初年度はフル稼働してセリエAの34試合で5ゴール8アシストをマークした。昨季もリーグ戦24試合で3ゴール5アシストを記録したが、負傷での離脱期間も長く、消化不良のシーズンに。31歳となってゲームキャプテンも務めるようになった中、今季のチームの中心選手として良いコンディションで開幕を迎えたい。
チェルシー（昨季成績：3位 勝点74 ｜ 21勝11分け6敗 ｜ 76得点33失点）
一方のチェルシーは、トーマス・トゥヘル体制2年目を戦った昨シーズン、プレミアリーグで3位フィニッシュ。マンチェスター・シティとリヴァプールの優勝争いに絡めなかった中、勝負の新シーズンとなる。
今夏にはアントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセンをフリーで流出し、昨季に真骨頂を発揮できなかったロメル・ルカクをインテルにレンタルで放出。その一方でナポリからDFカリドゥ・クリバリ、そしてマン・Cからラヒーム・スターリングを総額1億ユーロ近く費やして引き入れるなど、大物補強に成功している。
プレシーズンには直近にアーセナルとフロリダで対戦したものの、0-4で大敗。あくまでプレシーズンでアーセナルの出来も良かったのは確かだが、チームの仕上がりは気になるところ。開幕直前だけに、ここでしっかり勝利して弾みをつけたい。
注目選手：ラヒーム・スターリング
今夏の移籍市場でマン・Cから推定4750万ポンドで加入したスターリング。20日に行われたシャーロットとの親善試合でデビューすると、アーセナル戦では先発でプレーした。自身のコンディションと連携面はまだまだだが、そのポテンシャルに疑いの余地はない。あとはトゥヘル監督の戦術の下でどれだけ自身の特徴を発揮していけるか。開幕までに、連携を含めてよりチームにフィットしていきたいところだ。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年7月30日（土）日本時間4:00
- 解説：松原良香 実況：河村太朗
- 会場：スタディオ・フリウーリ
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