ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、所属するロサンゼルスFCで良い時間を過ごせていることを強調した。イギリス『スカイスポーツ』が伝えている。
2013年夏から2022年夏までレアル・マドリードで過ごしたベイルは、5度のUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）や3度のラ・リーガ制覇に大きく貢献。特に2015-16シーズンから2017-18シーズンにかけてのUCL3連覇では、極めて重要な活躍を披露した。
しかし、繰り返した故障からくる稼働率の低さやピッチ内外での言動に関する憶測が報じられ、サポーターの批判を浴びる状態に。2021-22シーズンは公式戦7試合の出場にとどまり、構想外と見なされていた。
そして、2022年夏にレアル・マドリードとの契約が満了。ロサンゼルスFCと2年契約を交わし、アメリカを新天地としている。ロサンゼルスFCでは、ここまでのMLS11試合に出場して2ゴールを記録している。
一方で先発は2試合にとどまっているが、ベイルはカタール・ワールドカップ（W杯）を意識して徐々にギアを上げていると説明した。
「ロサンゼルスではプランを立てているんだ。すぐに多くのことをこなすわけではない。サッカー選手なら誰だってできる限りプレーしたいと思っているけど、僕らはクレバーに、シーズン終盤の重要な時期に向けて自分自身を作っている最中なんだ。それがW杯に向けて素晴らしいものになることを願っているし、体調はもっと良くなると思う。まだ90分間はプレーしていないけど、それが僕の築き上げているものなんだ」
また、ロサンゼルスFCで向上していくことが大舞台に繋がっていくと強調している。
「今はMLSで重要な試合があるし、それからW杯に照準を合わせるよ。プランはまずロサンゼルスで100％貢献することだ。それがW杯に100％でフィットしていくことに繋がる」
W杯に向けて重要な9月のインターナショナルウィークにて、ウェールズ代表は日本時間23日にUEFAネーションズリーグ（UNL）のグループA4第5節でベルギー代表と対戦する。トップフォームに向けて調整するベイルは、どのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
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