ウルグアイ代表|チーム紹介
イングランドがサッカーの母国であれば、ウルグアイはワールドカップの母国と言ってもいいだろう。1930年の第1回大会の開催地であり、初代チャンピオンでもあるのがウルグアイだ。1950年大会も制しており、6カ国しかいない複数回優勝国のうちの一つでもある。
近年では大会MVPのディエゴ・フォルランを擁し、ベスト4進出を果たした2010年大会の躍進が記憶に新しい。伝統的に優秀なストライカーを輩出している国でもあり、その系譜はルイス・スアレスやエディンソン・カバーニへと続き、新たにダルウィン・ヌニェスがその地位を受け継ごうとしているところだ。
守備陣では2010年大会でもチームを牽引したディエゴ・ゴディンがメンバー入り。ホセ・マリア・ヒメネス、ロナルド・アラウーホらの台頭もあり、今大会では精神的支柱としての役割がメインとなるか。中盤ではフェデリコ・バルベルデがレアル・マドリードで“覚醒”とも言えるパフォーマンスを見せており、絶好調で本番を迎える。2010年以上の好成績を残してもおかしくないだろう。
ウルグアイ代表|メンバーリスト
Pos | 背番号・選手名 | 生年月日 | 所属クラブ |
---|---|---|---|
監督 | ディエゴ・アロンソ | 1975/4/16 | ウルグアイ/イタリア国籍 |
GK | 1 フェルナンド・ムスレラ | 1986/6/16 | ガラタサライ(トルコ) |
GK | 12 セバスティアン・ソサ | 1986/8/19 | インディペンディエンテ(アルゼンチン) |
GK | 23 セルヒオ・ロシェ | 1993/3/23 | ナシオナル |
DF | 2 ホセ・マリア・ヒメネス | 1995/1/20 | アトレティコ・マドリード(スペイン) |
DF | 3 ディエゴ・ゴディン | 1986/2/16 | べレス・サルスフィエルド(アルゼンチン) |
DF | 4 ロナルド・アラウーホ | 1999/3/7 | バルセロナ(スペイン) |
DF | 13 ギジェルモ・バレラ | 1993/3/24 | フラメンゴ(ブラジル) |
DF | 16 マティアス・オリベラ | 1997/10/31 | ナポリ(イタリア) |
DF | 17 マティアス・ビーニャ | 1997/11/9 | ローマ(イタリア) |
DF | 19 セバスティアン・コアテス | 1990/10/7 | スポルティング(ポルトガル) |
DF | 22 マルティン・カセレス | 1987/4/7 | LAギャラクシー(アメリカ) |
DF | 26 ホゼ・ルイス・ロドリゲス | 1997/3/14 | ナシオナル |
MF | 5 マティアス・ベシーノ | 1991/8/24 | ラツィオ(イタリア) |
MF | 6 ロドリゴ・ベンタンクール | 1997/6/25 | トッテナム(イングランド) |
MF | 7 ニコラス・デ・ラ・クルス | 1997/6/1 | リーベル・プレート(アルゼンチン) |
MF | 10 ジョルジアン・デ・アラスカエータ | 1994/6/1 | フラメンゴ(ブラジル) |
MF | 14 ルーカス・トレイラ | 1996/2/11 | ガラタサライ(トルコ) |
MF | 15 フェデリコ・バルベルデ | 1998/7/22 | レアル・マドリード(スペイン) |
MF | 24 アグスティン・カノッビオ | 1998/10/1 | アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル) |
MF | 25 マヌエル・ウガルテ | 2001/4/11 | スポルティング(ポルトガル) |
FW | 8 ファクンド・ペリストリ | 2001/12/20 | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) |
FW | 9 ルイス・スアレス | 1987/1/24 | ナシオナル |
FW | 11 ダルウィン・ヌニェス | 1999/6/24 | リヴァプール(イングランド) |
FW | 18 マクシミリアーノ・ゴメス | 1996/8/14 | トラブゾンスポル(トルコ) |
FW | 20 ファクンド・トーレス | 2000/4/13 | オーランド・シティ(アメリカ) |
FW | 21 エディンソン・カバーニ | 1987/2/14 | バレンシア(スペイン) |
ウルグアイ代表|注目選手|ルイス・スアレス
(C)Getty Images
アヤックス、リヴァプール、バルセロナと行く先々で異次元のプレーを見せてきたストライカー。世界最高の選手の1人とも呼ばれる立場まで上り詰めたが、今シーズンは古巣のナシオナルに戻ってプレーした。それでも、プレーオフを含むリーグ戦で14試合8ゴール。まだまだゴールへの嗅覚に衰えのないことを証明してみせた。
ワールドカップでの活躍といえば、チームを救ったハンドを覚えている人も多いだろう。2010年の準々決勝ガーナ戦の延長後半、アサモア・ギャンのシュートをゴールライン上で掻き出して一発退場。そのPKが外れたことでウルグアイはPK戦に進み、ベスト4入りをつかんだ。今大会ではそのガーナとグループステージで対戦。因縁の対決も見どころとなりそうだ。
2014年では“噛みつき事件”を起こすなど、ワールドカップで常に話題を振りまいてくれたスアレス。35歳という年齢を考えると、今回が最後のワールドカップにもなり得る。稀代の点取り屋はどのような活躍を見せてくれるだろうか。
ウルグアイ代表|試合日程
日時 | ラウンド | 対戦カード | 放送・配信予定 |
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11月24日(木) 22:00 | GS第1節 | ウルグアイ vs 韓国 | フジテレビ(テレビ) ABEMA(ネット) |
11月29日(火) 4:00 | GS第2節 | ポルトガル vs ウルグアイ | ABEMA(ネット) |
12月3日(土) 0:00 | GS第3節 | ガーナ vs ウルグアイ | ABEMA(ネット) |