セルタの新鋭MFガブリ・ベイガが好調だ。U-21世代ではトップレベルの成績を収めている。
2002年5月に生まれた現在20歳のベイガは、ガリシア州出身で11歳の頃にセルタの下部組織に入団。トップチームデビューは2020年9月で、2020-21シーズンに6試合、20-22シーズンに7試合に出場して、今季は第20節までに16試合に出場。本格ブレイクの兆しを見せている。
攻撃的MFベイガの最たる長所は、ゴールに絡む力だ。4日のラ・リーガ第20節ベティス戦(4-3)では2得点を決めたが、これで今季の成績は6得点2アシストとチームに8得点をもたらしている。セルタを率いるカルロス・カルヴァリャル監督は、彼の2列目から飛び出す動きに価値を見出しているようだ。
「私のキャリアにおいて、ベイガのようなキャラクターを持つ選手は1〜2人しかいなかった。彼は完璧な選手だ。ボールタッチとポゼッションに特化したMFというわけでなく、相手の守備に亀裂を入れる動きを見せる。スペインの一般的なMFとは異なるね」
欧州5大リーグにおいて、U-21世代でベイガよりも得点に絡んでいる選手は3選手のみ。トップはバイエルン・ミュンヘンFWジャマル・ムシアラ(10得点6アシスト)で、ボーンマスFWダンゴ・ワッタラ(6得点5アシスト)、ボルシア・ドルトムントFWユスファ・ムココ(6得点3アシスト)が続き、モンペリエFWエリー・ワヒ(7得点1アシスト)、ボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガム(4得点4アシスト)らは8得点に絡む活躍でベイガと並んでいる。例えばバルセロナMFペドリは5得点0アシストで、あくまで数字上のことだがセルタMFに劣っている。
ベイガは自身がセルタのトップチームに定着するまでの過程と喜びについて、次のように語る。
「下部組織では左サイドバック、GK、センターバック以外のすべてのポジションでプレーしてきた。そのポリバレント性が今につながっているんだと思う」
「僕は恵まれている。自分の人生のクラブでプレーすることができているんだからね。この時間がずっと続いてくれればいい」
セルタで輝くフットボール界の新星。U-21最優秀選手賞ゴールデンボーイの候補に名乗りを上げている。
関連記事
● カンセロ獲得を見送っていた? レアル・マドリードは前線&中盤を優先補強の方針か
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。