レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、アタッカーが不足する状況でBチームFWゴンサロ・ガルシアに戦力に加える考えのようだ。スペイン『アス』が報じている。
ヴィニシウス・ジュニオールが大腿二頭筋の断裂によって2月まで戦線離脱となったレアル・マドリード。トップチームのアタッカーはホセル、ロドリゴ、ブライム・ディアスの3選手のみとなったが、アンチェロッティ監督はクラブが冬の補強に否定的なこともあって、Bチームのゴンサロに信頼を寄せている様子だ。
『アス』は現在19歳のゴンサロのことを、“エル・エレヒード(選ばれし者)”と紹介。同選手は昨季、三冠を達成したアルバロ・アルベロア監督率いるフベニールA(U-19)で、35得点6アシストという記録を残した逸材だ。テクニックに優れ、両足のほかヘディングも使え、両サイドに流れてプレーすることもできる。
今季にラウール・ゴンサレス監督率いるBチームに昇格したゴンサロは、左ウィングというゴールから離れたポジションでプレーながらもリーグ戦4得点、UEFAユースリーグ2得点を記録。ラウール監督は「今現在、ほかと比べて(トップチームでプレーする)準備が最もできている選手だ」と太鼓判を押し、実際的に今季序盤にヴィニシウスが負傷した際にも、ゴンサロはトップチームの試合に招集されていた。
アンチェロッティ監督率いるチームではまだ起用されたことのないゴンサロだが、ヴィニシウスの新たな離脱によって再び招集されることは確実となっており、今度こそデビューを果たして、出場時間を手にしていくとみられている。果たして“エル・エレヒード”は、トップチームでもその力が通用することを示せるのだろうか。
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