▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀
ドイツ代表を率いるハンジ・フリック監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2節スペイン代表戦に向けて覚悟を語った。サッカーメディア『GOAL』が伝えている。
初戦で日本代表を相手に試合の大部分を支配したものの、1-2で逆転負けを喫したドイツ。優勝候補の一角とも見なされているが、ここまで勝ち点は獲得できておらず、グループ敗退の危機に瀕している。
そして、日本時間28日には初戦でコスタリカ代表を7-0で粉砕する力を見せつけたスペインとの第2節に臨む。必勝の一戦に向けた前日会見で、フリック監督は「我々にとっての最初のファイナル」と重要性を強調し、警戒を強めた。
「(スペインは)バルセロナのようにいつも4-3-3フォーメーションでプレーし、対戦相手関係なく明確なオートマチズムを持つチームだ。そんな相手にも最終的には立ち向かわなければならない。我々にはプランがあり、もちろんそれが明日成功することを望んでいる」
また、日本戦で浮き上がった課題についても言及した。
「あの試合であまり上手くできなかったところを選手たちに明確にしている。いくつかの場面で数多くのミスを犯したと思う。チームがそれを自覚することこそ大事であり、そのためにそれらについて指摘している。我々はどのようなフットボールをプレーしたいかに関しては確信しており、もちろん明日はもっと上手くやることを試みたい」
とはいえ、「我々はとてもポジティブなマインドをもって臨む。最終的には勇気をもって、自分たちのクオリティを信じながらスペイン戦に臨むことが大事だ」とメンタル面に問題はないと説明したフリック監督。グループにおける大会屈指のビッグマッチだが、ドイツの現状は真剣勝負にさらに熱量を注入する要素となりそうだ。