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モロッコ代表を率いるワリド・レグラギ監督が、躍進に歓喜している。サッカーメディア『GOAL』が伝えた。
モロッコは日本時間11日のカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でポルトガル代表と対戦。試合を通じて相手にボールを持たれる時間が長かったが、高い強度の守備から前半終盤に先制すると、そのまま1-0で試合を終えた。
これにより、モロッコはアフリカ勢として初のW杯準決勝に進出。試合後、レグラギ監督は選手たちを誇った。
「我々には明確な試合プランがあり、全員が働かないといけなかった。選手たちは人生の中で今日ほど走ったことはないと思うが、彼らは母国のためにこれだけのことをやった」
また、PK戦までもつれ込んだラウンド16のスペイン代表戦と比較しつつ、強豪を撃破してきたことに自信を示している。
「スペイン戦ほど良くはなかったが、全身全霊を注げばチャンスを作れる。我々はこのW杯でみんなが愛するチームになっている。情熱や気持ち、信念を見せれば、成功できる。私の選手たちはそれを示した。我々は無失点でスペイン、ポルトガル、ベルギーを破った。これはミラクルではなく、ハードワークによるものだ。我々は我々の人たちを、そして大陸を幸せに、そして誇りにした」
そして、有名映画に例えつつサポーターの後押しを勝ち取るチームになっていることを喜んだ。
「(映画の)ロッキーを見たとき、ロッキーを応援したくなるはずだ。彼のハートや献身性がそのようにさせる。我々はこのW杯のロッキーだと思う。小さなチームであっても夢を持ち、信じる必要がある。これは世界に対しての大きな、大きなメッセージになったと思う。今、世界はモロッコと一緒にあると思う」