29日のラ・リーガ第8節、バルセロナはホームでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、前節アルメリア戦で5-1の大勝を収めたセビージャに対して警戒感を表しつつも、2-2で分けたマジョルカ戦から勝利を取り戻す意欲を示している。
「再び勝利できるという感覚はあるよ。私たちはホームでプレーするんだ」
「ただし、今回の大戦相手はヨーロッパリーグ王者だ。とても強い岩のようなチームで、メンディリバルは素晴らしい仕事を成し遂げている。難しい相手だよ。それでも、私たちは良い感覚と勝利を取り戻したいと思っている」
チャビ監督はその一方で、16歳FWラミン・ヤマルをここ最近先発で起用していない理由も説明。まだ体ができ上がっていないためにリスクを避けたいようだ。
「それはフィジカル的なテーマだ。彼はまだ16歳で、時折そのことに気付かされる。フットボールは足でボールを扱うだけの競技じゃないんだよ」
「彼の年齢を実感することがあり、だからこそ対戦相手や試合に応じて守らなければならない。まあ、彼本人はただフットボールが好きな清々しい人物だ。問題はフィジカル的な負担だけであり、それ以外についてはどんな支障も存在しない」
チャビ監督はヤマルの起用方針について、フランク・ライカールト元監督がFWリオネル・メッシを17歳でトップチームデビューさせ、その後慎重に起用していった過去を引き合いに出している。
「ライカールのレオの扱い方が良いお手本になるかもしれない。出場時間にフィジカルの負担……と、彼のことはとても丁寧に扱っていく必要があるんだ。いずれにしても、彼は多くの試合で私たちの助けになってくれるだろう」
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