27日のラ・リーガ第22節、バルセロナはホームにビジャレアルを迎える。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、ミッドウィークのコパ・デル・レイ準々決勝、アウェーでのアトレティック・クルブ戦(2-4)の敗戦から、チームが立ち直る必要性を説いている。
「私たちのファンの元に戻ることができてうれしい。入場者数も多いと聞いているよ。私たちはサポーターを必要としているんだ」
「ビジャレアルも調子が良いわけではないが、マルセリーノの率いるチームはいつも組織立っていて、アグレッシブで、どうプレーするかを明確に意識している。私たちはビルバオでの試合からリアアクションを見せなければいけない。私たちはあの試合でも魂、ハートでもってしっかり競い合っていたよ」
チャビ監督はその一方で、コパ敗退で自身の立場が危うくなった可能性があるかを問われ、次のように返答している。
「それは首脳陣にする質問だろう。私は完全に信頼していると言われている。会長はこれ以上ポジティブにはなれないくらいだ。デコとも来季についての話をしているよ。すべては勝つか勝たないかに依存するものだ。私たちは8月から自分が続けられるかどうかを話してきて、ここまでやって来たんだよ」
「7月にアーセナルとの親善試合に負けてから、私が続けるかどうかについてずっと話されてきた。私は落ち着いている。私たちは良い仕事をしているんだ。君たち(報道陣)とは違う現実の中に生きてるんだよ」
「このクラブのことは分かっている。喧騒も問題はない。例えば、ノックアウトラウンドに勝っていれば『バルサは帰ってきた』と言われていたんだろう。フットボールはディテールだ。(アーセナル戦後)ダラスで行われたレアル・マドリーとの親善試合も危機的状況で迎えたと言われていたが……これがバルサなんだよ」
「私がバルサを率いて2年半になる。私がこれから率いる時間は、これまで率いた時間より短いだろう。ペップは4シーズンにわたってチームを率い、ルイス・エンリケは3シーズンだ。つまり私が去るときもやってくるのさ。君たちには、どうか落ち着いてほしいね」
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