バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、同クラブ復帰ではなくインテル・マイアミ移籍を選択したFWリオネル・メッシについて語った。
今季限りでパリ・サンジェルマンを離れるメッシに対しては古巣バルセロナやサウジ・アラビアのクラブも獲得に動いていたが、最終的に移籍先に選ばれたのはメジャー・リーグ・サッカーのインテル・マイアミだった。
チャビ監督はスペイン『Jijantes』でのインタビューで元チームメートの決断について言及。メッシとコンタクトを取り続けていたという同指揮官は、次のように語っている。
「ここ数日、数週間で変化があったと感じている。彼は(バルセロナ復帰の可能性を)はっきり見ることができなかった。その決断を尊重しなくてはならない」
「私たちはほかの人間が置かれている状況を完全に理解することができない。レオ・メッシになることは簡単ではないんだ。落ち着くことなんて決してできないし、すべてが10点満点でなくてはいけない。もう重圧から遠ざかりたい思うのは、当然のことでもあるんだよ」
「私たちは2人で話しながら(メッシのバルセロナ復帰への)期待を高めていった。全員が期待を抱いていたよ。最初に私、次に彼、その次にクラブとね。だが結局は、そういう状況にはならなかった。望んでいてもそうはならないということだってあるんだ」
「レオは重圧と緊張のレベルを下げることを求めた。もっと落ち着いた生活を送りたかったということだ」
チャビ監督はまた、今夏の市場で求める選手として、MFセルヒオ・ブスケツの代役ほかインサイドハーフの選手を挙げている。理想的なのはスペイン代表の元チームメートで、アル・サッドでも一緒だった、MFサンティ・カソルラのような選手だという。
「その年齢から契約するのは難しいが、しかし私が指導した中でも彼こそが最高の選手だった。まったく、値段がつけられない選手だよ」
「イニエスタ、ブスケツ、メッシを抜かせば、サンティが最も惚れ込んだ存在だった。あんな才能はほかに存在しない。今、チームに必要なのは彼のような選手だ」
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