男子シングルスではヤニック・シナー(イタリア/世界ランキング1位)がオーストラリア出身のアレックス・デミノー(同8位)と対戦した。シナーはホームで戦うデミノーを寄せ付けず、6-3、6-2、6-1の快勝。ディフェンディングチャンピオンが力の差を見せつけ、準決勝進出を決めた。
もう1試合では同2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と、同14位のマディソン・キーズ(アメリカ)が対戦した。第1セットは4度のブレークを奪ったシフィオンテクが7-5で先取。第2セットはミスが増えたシフィオンテクに対し、アンフォーストエラーを6つに抑えたキーズが6-1で奪い返した。
第3セットはお互いにサービスゲームをキープする展開。5-5で迎えた第11ゲームでシフィオンテクが先にブレークし、第12ゲームではマッチポイントまでキーズを追い込んだが、ミスからブレークバックを許し決着はタイブレークへ。最後は7-8から3連続でポイントを奪ったキーズが2時間30分を超える接戦を制し、自身初、グランドスラムでは2回目の決勝進出をつかんだ。
ファイナルに進んだサバレンカとキーズはこれまで5度対戦。対戦成績はサバレンカが4勝1敗で、直近3試合で3連勝している。
■女子シングルス決勝の組み合わせ
- アリナ・サバレンカ(1位)vs マディソン・キーズ(アメリカ/14位)