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【プレビュー】 爆発力の千葉かしぶとさの宇都宮か。栄光を手にするのはどちらに?| Bリーグチャンピオンシップ決勝

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【プレビュー】 爆発力の千葉かしぶとさの宇都宮か。栄光を手にするのはどちらに?| Bリーグチャンピオンシップ決勝(C)B.LEAGUE
【バスケットボール プレビュー】1日に行われるBリーグチャンピオンシップ決勝で宇都宮ブレックスと千葉ジェッツが激突する。
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Bリーグ決勝は第3戦へ

Bリーグの優勝チームを決めるファイナルは、創設5年目の今シーズンに一発勝負から2戦先勝方式へと変更された。

週末に行われた2試合は、第1戦が千葉ジェッツ、第2戦が宇都宮ブレックスが勝利。それぞれの強みが一方的に出るワンサイドゲームとなった。

宇都宮は一発勝負であれば力を出しきれなかった初戦で終わっていただけに、ホッとするとともに、第2戦に勝った良いイメージを持って今日の休養日を迎えているはずだ。

この2試合がそうだったように、6月1日に行われる第3戦でも試合開始直後の先制パンチを決めて波に乗ったチームが有利になる。

いつもとは雰囲気の異なる横浜アリーナでタイトルを争うのだから、平常心を保つのは簡単ではない。第1戦は千葉が、第2戦は宇都宮が最初の2分から3分で流れをつかみ、慌てる相手をそのまま押し切った。

実力伯仲の両チームの戦いぶりから見るに、勝敗を分けるのはお互いの持ち味をどう出し、どう消すか。宇都宮はライアン・ロシターとジョシュ・スコットを軸とするゴール下でのディフェンス力、リバウンドの強さが持ち味。第1戦はここで千葉が逆にアドバンテージを取ったことで一方的な展開になった。

千葉の持ち味はトランジション。つまりボールを奪った瞬間に攻めへと切り替える判断の速さとオールコートを駆け上がる走力を備えているため、富樫勇樹のスピードと判断力、そしてビッグマンまで走れる選手を揃えていることが生きる。宇都宮が圧倒した第2戦では、守から攻へ切り替えるところにプレッシャーをかけたことで千葉のトランジションを封じた。

注目したい富樫のパフォーマンス

では、どちらかに有利な展開は何がきっかけで生まれるのか。先の2試合を見る限り、外国籍選手と帰化選手の攻防となるインサイドの争いは一つのカギではあるが、お互いの力が相殺されて大きな差にはならないだろう。そこで注目したいのが富樫のパフォーマンスだ。富樫は速い展開を生み出し、日本人選手としては非凡な得点力を持つ選手。その持ち味を千葉はどう生かすか。逆に宇都宮はどう守ってリズムに乗らせないか。この駆け引きに注目するのが面白い。

宇都宮が敗れた第1戦、富樫へのディフェンスが効かなかったのは、宇都宮の3番ポジション(スモールフォワード)、LJ・ピークのファウルトラブルが大きい。ファウルが先行した彼をベンチに下げざるを得なくなり、同じポジションのシャノン・ショーターがディフェンスに四苦八苦することになった。ショーターがボールを運び、司令塔の役割を分担したことで富樫への負担は減り、速攻を出しやすい展開に。均衡したロースコアの展開では、2本連続でファストブレイクが決まれば流れは一気にそのチームに傾くものだ。

第2戦では3番ポジションの攻防もお互いの持ち味を相殺して差が出なかった。だからこそ、鵤誠司が富樫に激しくプレッシャーを掛けるポイントガード同士のマッチアップで宇都宮が主導権を握ることができた。鵤の圧力で押し潰すディフェンスは非常に効いていたが、それはチームディフェンスが機能して富樫がボールを運ばざるを得ない状況を作り、そこに圧力をかけたから。

富樫が自由にプレーすれば、試合のテンポは上がり、得点を取り合う展開になればなるだけ千葉が有利になる。これに対して宇都宮はオールコートで走るようなプレーを辛抱強く封じ、相手にストレスを与えてリズムを崩したい。

爆発力があるのは千葉、しぶとく戦えるのは宇都宮。中1日を挟むことで相手の研究、自分たちに流れをもたらす戦術を準備することもできる。シーズン総決算となるファイナル第3戦は、両チームのバスケIQ、戦術遂行力が問われる、まさに総力戦になりそうだ。

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