女子バスケットボール日本代表候補の近藤楓がオンライン取材に応じ、2018年以来となる代表招集を受けた思いを語った。
2016年に行なわれたリオオリンピックでベスト8、2017年のアジア杯でアジア王者に輝いたメンバーの一員として活躍した近藤だが、2021年の東京オリンピックと2021年のアジア杯のメンバーから外れた。
五輪で銀メダルを獲得し、アジア杯では大会史上初となる5連覇を達成した女子日本代表。外から見ていた近藤は「リオの時よりもさらに速いバスケ。オフェンスは流れのなかでリングにアタックしていて、そこは日本のいいところ。ディフェンスも大きな相手に嫌なプレッシャーをかけられている」と分析する。
しかし自身は「代表から離れて、リーグ戦の結果もあまり良くなかったので、代表への意識はなかった」と、パリ五輪で金メダルを目指すチームのなかに自分の居場所を見出せないでいた。
だからこそ今回の招集を受けて「驚きが大きかった」。メンバーが変わり若い選手が多くなったが「刺激を受けている。環境が変わったところで新しい学びはたくさんある」と充実の時間を過ごしているようだ。
また、実際にプレーすると自分の良さを出せると感じたようだ。特に「リングへのアタック」は今の自分のプレーに通ずるところがあるようだ。
「(デンソーアイリスでは)3ポイントに拘らず、積極的にドライブアタックするように言われている。積極的にプレーできていて、自分の良さを出せている。(代表チームでは)3ポイントは持ち味で、期待されていると思う。高確率で決めたいし、積極的にドライブアタックもしていきたい」
なお、女子バスケットボール日本代表は2月10日にカナダ、12日にベラルーシ、13日にボスニア・ヘルツェゴビナと対戦する。2017年以来となる代表のユニフォームを着るために、持ち味の積極性を出して最終メンバー入りのアピールを続けていきたい。
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