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先日行われたFIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選Window3で日本代表デビューを飾った河村勇輝。FIBAアジアカップ2022でも日本代表に選出されると、初戦のカザフスタン戦では約13分間の出場で8得点8アシストをマークするなど出色の出来を見せた。
特に持ち味であるスティールで試合の流れを引き寄せた。試合のターニングポイントとなった2つのスティールについてトム・ホーバス監督は「彼のプレーを見て、経験ある選手も若い選手もみんなのエネルギーが上がった」と賛辞を送る。
さらに「あのサイズとスピードは国際大会ではいない。かなりの脅威になる」（富樫勇樹）、「昨日の試合のMVPは彼」（渡邊雄太）とチーム支えるベテラン2人も河村のプレーを手放しで称賛した。
「限られた時間のなかで1つ1つのプレーで流れを変えること」を意識してプレーしている河村にとってはスティールは大事な武器。「そこを評価してもらえたのは嬉しい」と満足感を示し、「先輩たちが最年少の意識がなくなるような雰囲気を作ってくれている」と、アグレッシブなプレーができる環境を作ってくれたベテラン選手たちに感謝した。
カザフスタン戦では、同世代の富永啓生とのプレーで幾度も得点機を作り出した。「U-16やU-18など下のカテゴリーで一緒に戦ってきた仲間。バスケットのタイミングや感覚は合っている。上のカテゴリーで一緒に出られて嬉しいですし、彼の良さを引き出せるポイントガードになりたい」とコメント。次節のシリア戦でも注目のコンビとなりそうだ。
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