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【レビュー】バスケ女子日本代表の追い上げ及ばず、セルビア代表に3ポイントシュートを封じられて完敗を喫す|女子バスケットボール日本代表

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【レビュー】バスケ女子日本代表の追い上げ及ばず、セルビア代表に3ポイントシュートを封じられて完敗を喫す|女子バスケットボール日本代表(C)Getty Images
【女子バスケットボール日本代表 レビュー】女子バスケットボール日本代表は23日、FIBA女子バスケットボールワールドカップ(W杯)の第2戦でセルビアと対戦し大会初黒星を喫した。
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「まだまだ一人ひとりがちょっと悩んじゃってる」

オーストラリアで開催されている女子ワールドカップの大会2日目、日本代表はセルビア代表と対戦し、64-69で敗れた。

日本の先発は昨日の初戦と変わらず山本麻衣、東藤なな子、赤穂ひまわり、オコエ桃仁花、髙田真希の5人。そして昨日と同じように矢継ぎ早にベンチメンバーをコートに送り出した。立ち上がりにパスの出し手と受け手の呼吸が噛み合わないのも同じだったが、積極性を貫いて立ち直った昨日とは違い、開始6分で4つのターンオーバーを記録したことで、パスを回すことに消極的になってしまう。

日本のやりたい速攻と3ポイントシュートを逆にやられ、フリースローでも点を稼がれて第1クォーターで9-24と大差を付けられた。

第2クォーターになって日本はパスが回るようになるが、セルビアはクロックがないところでの3ポイントシュートや寄せられながらのフックシュートを決めるなどシュートタッチは相変わらず好調だった。それでも髙田がインサイドに仕掛けてフリースローで繋ぎ、オコエや平下愛佳の3ポイントシュート、速攻から赤穂と東藤の連携によるイージーシュートと良い攻めが出るようになって、34-38まで追い上げて前半を終えた。

しかし、ハーフタイムに良い修正をしてきたのはセルビアだった。しつこい寄せとディナイで日本のパスワークを再び分断し、良い守備から良い攻めへとリズムを作り出していく。日本は劣勢の中で髙田が引き続き得点を繋いで食い下がるも、中と外を上手く使って日本ディフェンスを翻弄するセルビアの攻めを止められない。

この試合、20分の出場で髙田に続く11得点を記録した宮崎早織は「第3クォーターの出だしが一番の原因。後半スタートで出てもうちょっとちゃんとした仕事ができれば、こういう展開にはならなかった」と反省を語る。「まだまだ一人ひとりがちょっと悩んじゃってる。やっぱそこはガード陣が積極的にプッシュして、アウトサイドの選手が気持ち良くシュートを打てるようなパスを出したい」

デンソーを率いたマリーナ・マルコヴィッチの戦略勝ち

46-54と8点差で迎えた最終クォーター、日本は相手の攻撃の起点となるイボンヌ・アンダーソンへのプレッシャーを強めて流れを引き寄せようとするが、セルビアはマークの厳しいアンダーソンを使わない攻めへと切り替えるバスケIQの高さを見せてリードを保つ。

髙田に続いて渡嘉敷のディフェンスでのハッスルなどで5点差まで詰め寄るも、攻撃のギアを上げたいタイミングでターンオーバーが出て、どうしても日本のペースに持っていけない。

国際大会で活躍した実績は昨日だけのルーキー平下に対しても、セルビアはマークを徹底して3ポイントシュートを打たせない。これはWリーグのデンソーの指揮官を長く務め、日本の選手の特徴を知り尽くすセルビアの指揮官、マリーナ・マルコヴィッチの戦略勝ち。日本は最後まで『らしさ』を発揮できず、追い上げに本来の迫力が出なかった。

日本の生命線である3ポイントシュートは、昨日の試合で37本打って16本を決めたが、今日は22本しか打てず。22本中5本、成功率23%に留まったことよりも、そもそも打たせてもらえずに日本の臨む展開に持ち込めなかったことが敗因となった。

両チーム最多の15得点を挙げた髙田だが、試合後に語ったのは課題の方だ。「なかなかシュートが入らない時間帯、自分が繋いでいかなきゃいけないという思いがありましたが、やっぱりディフェンスのところでもっと頑張らなきゃいけない。相手のフィジカルでリバウンドを取られていて、そこを取らないとリズムに乗れない」

「良い順位で先に進みたいので、一つひとつ頑張っていきたい。明日1日空くんですけど、もう一回しっかりチーム全員で戦っていきたい」。そう語るチームリーダーの髙田を軸に、日曜のカナダ戦での巻き返しに期待したい。

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