スポーツ界をビジネス面から探り、各チームや各団体がどのような活動を行なっているのかを深掘りする新コンテンツ『FRONTIER OF SPORTS(フロンティア・オブ・スポーツ)』。第1回はキングスの次なるキーワードとなるアリーナの外への施策に迫った。
2020-21年シーズンは3.2億円だった入場料収入が、2021-22年シーズンでは7.8億円と倍以上の数字となったキングス。そんなキングスのさらなる飛躍の鍵は、アリーナの外と連携していくことだという。その取り組みの一つが沖縄市コザとの連携だ。
チームとしては試合に呼んだ人々をどうやって街を生かすために、街に流していけるかがポイントだと捉えており、街づくりの方に注力しなければいけないと考えているようだ。そのきっかけ作りとして、街とキングスと取り組んでいるのがシャトルバスの運行。試合日にはコザ商店街に発着場を設置し、試合後のファンを商店街に流す仕組みを取り組んでいる。
また、コザの商店街の人々にはユニフォーム200枚を配布したことで「キングス商店街」が始まり、リーグ終了後の報告会などもキングス商店街が多くの部分を運営。そして、5月にはキングスが初の日本一となり、優勝報告会が行われたコザには2万人の人々が詰めかけたようだ。
アリーナを中心とした地域創生はまだ始まったばかり。クラブと地元が連携し、互いを思い、心を通わせることでアリーナの存在は何倍にも膨れ上がっていくかもしれない。
『FRONTIER OF SPORTS』配信概要
■内容:第1回『琉球ゴールデンキングスから学ぶ「スタジアム・アリーナビジネス」』
■配信日:
・DAZN:7月7日(金)朝6時配信開始
・YouTube:7月7日(金)朝6時配信開始
第1回(パート1)
第1回(パート2)
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