バスケットボール日本代表は27日、FIBAバスケワールドカップ2023グループE第2戦でフィンランドと対戦する。フィンランドのエースであるラウリ・マルカネンが日本戦に向けた意気込みを語った。
NBAのユタ・ジャズでプレーするマルカネンは、平均25.6得点、8.6リバウンドの活躍を見せて、自身初となるオールスターに選出された。さらに最も成長した選手に与えられるMIP賞を受賞するなど、急成長を遂げている26歳だ。
解説者の井口基史氏も「欧州でW杯出場を1番に決めたダークホースのフィンランド。なかでもマルカネンは広いシュートレンジが武器で警戒が必要」と、マルカネンへの警戒を口にしていた。
実際にグループE初戦のオーストラリア戦でもチームトップとなる19得点8リバウンドと圧倒的なパフォーマンスを見せたフィンランドのエースは日本戦ついて「楽しみだね。ただ、気を抜かないことが大事だ。僕らは1敗しているし、そこから学んで次の日本戦を楽しみたい。勝つために必要なことは何でもやるつもりだ」と意気込み十分のようだ。
また日本のプレーについては「日本はたくさんシュートを放ってくるし、いい監督といいプレースタイルを持っている。だから我々もしっかり準備しないとね」と語った。
同じくNBAでプレーし対戦経験もある渡邊雄太については、かなり警戒しているようだ。
「NBAで対戦したことがあるから、彼がどのようにプレーするのか知っている。いい選手だし、いいシューターだし、ボールを持っていないときの動きもいい。彼の位置は常に警戒していないといけないね。スカウティングレポートをよく見て、彼を正しい位置に置くことで優位に立ち、それから攻撃するんだ」
マルカネンは、大会直前まで兵役に従事していた。今回のW杯ではカーリーヘアーから短髪にイメージチェンジ。「ちょっと違う経験だったね。でも、準備になったよ。精神的にも肉体的にも挑戦だった。長期的視点で見れば選手としても成長できている。まだ兵役中ではあるので、髪の毛はまだ伸ばせないけどね(笑)」とさらなる成長を感じているようだ。
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