バスケットボール男子日本代表は29日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023・グループE第3戦でオーストラリア代表と対戦し、89-109で敗れた。これにより、2次ラウンド進出を逃した日本代表は順位決定戦(17~32位)にまわることに。アジア最高位のチームが獲得できる2024年パリオリンピック出場権を目指し、戦いを続けることになる。
NBA選手を9人揃えるオーストラリア代表は、やはり強かった。特に第2クオーターで点差を離されると、苦しい戦いを強いられた。だが、渡邊雄太、富樫勇樹、ホーキンスらが躍動し、第3クオーターに流れを引き寄せるなど、日本代表も意地を見せた。
オーストラリア代表戦後、元Wリーガーで現3x3選手、DAZN NEWS TVでリポーターを務める岡田麻央さんはミックスゾーンで代表チームを直撃リポートした。
トム・ホーバスヘッドコーチ(HC)は「2次ラウンドに行けないのは本当に残念」と悔しさを吐露。一方、「ウチの目標はまだ終わっていない。パリオリンピックの切符を取りたい。私たちはヘッドダウンしていない」と、今後に控える戦いに意欲を見せた。
渡邊は「自分たちがハードにプレーしなければいけないなか、相手の方がハードにプレーしていた」と、チームの前半の戦いぶりを反省。河村勇輝も「(試合への)入り方があまり良くなかった」と語った。
後半に見せた日本代表のプレーは、強豪・オーストラリア代表にも十分に通用する部分があった。河村も「チームとしてディフェンスを遂行することで、自ずとオフェンスの流れも良くなる」と、後半戦で改善できたポイントを挙げた。
会場の『沖縄アリーナ』では、多くのファン・サポーターが日本代表に熱い声援を送った。富永啓生が「会場内外の応援が僕たちの力になっています」と語ると、河村も「僕たちの目標はアジア1位になること。ラスト2試合で皆さんの期待に応えられるようなプレー、結果をお見せできれば」と力を込める。
31日からの順位決定戦に臨む日本代表は、同日にグループFの4位と、9月2日にグループFの3位と対戦する。
【バスケ男子日本代表】2次ラウンド進出を懸けた強豪・オーストラリア戦を現地リポート!
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