バスケットボール日本代表の比江島慎が、2日に行われるFIBAバスケットボールワールドカップ2023順位決定ラウンドグループO第2戦でカーボベルデ共和国代表に向けた前日練習後に意気込みを語った。
日本は、8月31日に行われた順位決定ラウンドグループO第1戦のベネズエラ戦で最大15得点差をひっくり返して勝利を挙げた。この結果、今回のカーボベルデ共和国代表で勝利すると、無条件でパリオリンピック出場権獲得を獲得する。前回の東京オリンピックは開催国枠での出場であり、自力での出場となれば1976年のモントリオールオリンピック以来48年ぶりとなる。
ベネズエラ戦でチーム最多となる23得点を挙げて勝利に導いた最年長の比江島は「疲労感はあるが残り1試合なので。コンディションどうこうではなくあとは気持ちで戦うだけ。しっかり準備したい」と今大会最後の1試合を気持ちで乗り越えると明かした。
ベネズエラ戦の大逆転はベテランシューターの活躍が大きかった。特に3ポイントシュートは7本中6本、成功率85.7%と驚異的なスタッツを残している。しかし比江島は「あれが自分の役割。逆にその仕事ができていない時に負けている印象。ああいう活躍をしないと世界に対して勝てない。明日もその役割を果たせるように」と意気込む。
また、ベネズエラ戦後に「ずっと言ってるんですよ。マコは止められないって。信じてくれないからマコが。ずっと言ってるのに。頼むよ。あれが俺らが知っている比江島慎」と愛のあるいじりを見せた渡邊雄太については「本当は僕がああいう立場にいないといけない。でもNBAという素晴らしい舞台、トップでやっている人が背中で引っ張ってくれる。感謝している。自分も背中で引っ張れるように意識したい」とコメント。カーボベルデ共和国代表でも背中で引っ張る比江島のプレーに期待したい。
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