バスケットボール日本代表のキャプテンを務める富樫勇樹が、2日に行われるFIBAバスケットボールワールドカップ2023順位決定ラウンドグループO第2戦でカーボベルデ共和国代表に向けた前日練習後に意気込みを語った。
今大会の日本は、1次ラウンドのグループE第2戦でフィンランド代表を相手に大金星を上げた。1次ラウンドは1勝2敗でグループ3位となり2次ラウンド進出はならず。しかしパリオリンピックの出場権をかけて、大事な順位決定戦へと回った。
その初戦で格上のベネズエラを相手に、最大15点差をひっくり返して今大会2勝目。2日に行われるカーボベルデ共和国代表で勝利すると、無条件でオリンピック出場権を獲得する。
今大会最後の一戦に向けて、富樫は「色々な人の応援を受けて、今ここにいることができる。残り1試合まで来て、パリオリンピックにここまで近づくことができた。集中力を切らさずに戦い、オリンピックの切符を掴みたい」と語気を強める。
また今大会前には、これまで共に日本バスケットボールを支えてきた渡邊雄太が「パリオリンピックに出られなければ代表を引退する」と公言した。「僕や馬場(雄大)選手、比江島(慎)選手にはそういう話をしていた」と語る富樫。「若手選手はかなりびっくりした部分がある。まだ29歳で4年後を考えても彼はまだまだ代表でできる選手たとみんな思っているなかでの発言。河村選手などには火がついて一緒にオリンピック目指して、次のオリンピックを目指したいと思ったはず」と、若手選手たちの心に火をつけるきっかけとなったようだ。
さらにキャプテンからみた今大会のチームには絶対的な自信があるとも語る。
「練習量はダントツで1番多いのは間違いない。それを自信に変える。これだけやってきたのだからと諦めずに戦う以外ない。ドチャレンジャーだと自分たちのやりたいバスケットをぶつけるだけだと思っていた。今日もそれは変わらず。FIBAランクでは日本が上ですが、同じ気持ちを持って戦いたい」
悲願のパリオリンピック出場に向けて、大事なカーボベルデ共和国代表戦は本日2日、20:10にティップオフ。
【バスケ男子日本代表】パリ五輪切符賭けたカーボベルデ戦前日練習&比江島、タバレス両選手インタビュー!
関連記事
● FIBAバスケットボールワールドカップ2023 試合日程・結果・順位表・放送予定・出場国
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。