バスケットボール日本代表を率いるトム・ホーバスHCが、今月26日、27日に行なわれるFIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選 Window2に向けた意気込みを語った。
W杯予選に向けて合宿を行なっている日本代表。昨年11月以来となる合宿でホーバスHCは「前回の合宿よりもステップアップしている」と手応えを感じているようで「ベースとなるオフェンスとディフェンスの考え方を伝えている」と語った。
今予選では、26日にオーストラリア代表、27日にチャイニーズ・タイペイ代表と対戦する。2023年に行われるワールドカップは自国開催のため、今回の結果にかかわらず出場が確定している状況だが、ホーバスHCは「目標は勝つこと。結果が大事だと思っている。本当に勝ちたい。勝つことでチームも個人も自信がつく」と、貪欲に勝利を目指して戦うことを誓った。
また、初戦のオーストラリア戦については「若い選手が入ってきている。Bリーグの選手はいいスカウティングができているが、若い選手に関してはうまくできていない」とコメント。
さらにチャイニーズ・タイペイについても「メンバーがかなり変わったので、リーグ戦の映像を見ているがデータがあまりなくスカウティングが難しい。帰化選手がいるが、どんなプレーをするのかわからない」とスカウティングが進んでいないことを明かした。だからこそ「相手よりも自分達のバスケットに集中している」と、少ない準備期間で最善の取り組みをしていることを強調している。
今回のW杯予選は、前回の中国戦に引き続き富樫勇樹がキャプテンを務める。ホーバスHCは、富樫への信頼とキャプテンとしてのさらなる成長を望んでいることを明かした。
「前回の合宿に比べるとアグレッシブにやっている。ディフェンスもアグレッシブ。ただ、キャプテンの仕事というものをかれも私も勉強している段階だ。私はアツい人で声が出せる。でも彼は静かな選手。もう少し声でリーダーシップをとってもらいたい。そこを私はしつこく言っていく。それが彼のためにもチームのためになる」
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