スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、バルセロナがパリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシを取り戻すことを願った。スペイン『ムンド・デポルティボ』がコメントを伝えている。
バルセロナがメッシの復帰を希望していることは、もはや公然の秘密となっている。この件についてテバス会長は、現状のバルセロナがメッシ復帰を実現したとしても、ラ・リーガのサラリーキャップ制によって選手登録はできないとの見解を示す。しかし、やり繰り次第では必ずしも不可能ではないという。
「今のバルセロナには登録できないが、時間はたっぷりと残されている。私たちは現在、彼らが財政の持続可能性を示してくれるのを待っているところだ。バルセロナにはほかにも登録すべき選手がいて、反対に売却可能な選手もいる。ラ・リーガとしてはメッシを復帰させてほしいし、どう動くのかに注目しているよ」
「私はレオ・メッシのファンだ。彼こそが世界最高の選手だと思っているし、バルセロナが復帰させることを願っている。ただレオ・メッシを復帰させるためだからと言って、各クラブが合意して決めた財政のコントロールを変えることはできない。それでも、バルサにはメッシを取り戻すためにできることがある」
「レオ・メッシには私たちの大会でプレーしてもらいたいが、規則を変えるわけにはいかないんだ。いずれにしても、バルサにはメッシを復帰させるためにできることがある。彼らにならできるし、どうかそうしてほしい。私たちはレオ・メッシが私たちの大会に戻ってくることを願ってやまないんだよ」
なおスペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、ジョアン・ラポルタ会長率いるバルセロナ理事会の今夏メッシを復帰させるという決意は、相当に固い模様。同クラブはアルゼンチン代表FWと2年契約を結ぶ考えで、もし復帰を実現させることができれば、来季収入の25〜30%に及ぶ効果を期待しているという。
関連記事
● 「彼にはまだ魔法があるし、CL決勝で得点できる」元ベルギー代表DFコンパニがアザールの復活を願う | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。