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【注目選手】ヘビー級WBAスーパー、IBF、WBOの3冠王者アンソニー・ジョシュア | ボクシング

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【注目選手】ヘビー級WBAスーパー、IBF、WBOの3冠王者アンソニー・ジョシュア | ボクシング(C)Getty Images
【ボクシング 注目選手】ヘビー級WBAスーパー、IBF、WBOの3冠王者アンソニー・ジョシュア 。その経歴や人物像、プレースタイル、プロフィールを紹介する。
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経歴・人物像

オリンピックの金メダリストからプロボクシングのヘビー級チャンピオンに──。かつてモハメド・アリやジョー・フレージャー、ジョージ・フォアマンといった歴代のレジェンドたちと同じ道を歩んでスターになった男、それがヘビー級でWBAスーパー、IBF、WBOの3冠を保持する“AJ”ことアンソニー・ジョシュアである。

父はアイルランド系ナイジェリア人で母はナイジェリア人。イギリスで生まれたジョシュアは小学校時代をナイジェリアで過ごす。12歳で両親の離婚を機にイギリスに帰国。サッカーや陸上で運動の才を発揮していた青年がボクシングに転向したのは18歳と意外に遅い。しかし、ここからの成長ぶりはすさまじかった。

ボクシングを始めてからわずか5年。ジョシュアは母国で開かれたオリンピックの舞台に立っていた。スーパー・ヘビー級(91㎏超)で初戦から接戦をしぶとく勝ち抜き、決勝ではオリンピック連覇を狙うイタリアのロベルト・カンマレーレとポイントで引き分けながら、優勢勝ちにより金メダルに輝いたのだ。

198㎝の長身に引き締まった肉体と甘いマスク。ファッショナブルでもあるAJはたちまち人気者となった。イギリスの大手プロモーション、マッチルームボクシングと契約してオリンピックの翌年にプロデビュー。快進撃は始まった。

ジョシュアは期待通りにノックアウトで勝利を重ね、デビューから2年半でIBF王者のチャールズ・マーティンを下して最初の世界タイトルを獲得。この王座を2度防衛させたあと、ついに2017年4月、WBAスーパー王者、ウラジミール・クリチコとの大一番を迎えることになった。

ここまで18試合をすべてノックアウトで勝利していたAJだったが、その実力にクエスチョンマークをつける意地の悪い専門家も少なくなかった。その心は「ジョシュアはいったいだれと戦ってきたんだ? 彼はまだ試されていない」というものだ。

1996年のアトランタ五輪でスーパー・ヘビー級金メダリストのクリチコは元ヘビー級3団体統一王者であり、15年にタイソン・フューリーに敗れるまで9年間も負けていなかった王者の中の王者。年齢は41歳になっていたとはいえ対戦相手に不足はまったくなかった。

試合が開催されたウェンブリー・スタジアムは9万人の大観衆で埋め尽くされた。実力者同士の一戦であることもさることながら、これだけファンが集まった要因はジョシュア人気である。期待通り試合は白熱。ジョシュアが5回にダウンを奪うと、6回はクリチコがジョシュアをキャンバスに叩きつける。どちらが勝つか分からないスリリングな展開は11回にクライマックスが待っていた。ジョシュアが猛攻を仕掛けてダウンを奪い、ついにクリチコの牙城を崩してみせたのだ。

この勝利でジョシュアは名実ともに押しも押されもせぬスーパー・スターとなった。ところが思わぬところに落とし穴が待っているのだから分からない。19年、安パイと思われた伏兵のアンディ・ルイスJr戦でTKO負けを喫してまさかの王座陥落。ダイレクトリマッチでベルトを取り戻したが、かつての信頼はいまだ回復できずじまいだと言えるだろう。

2021年は最大のライバル、WBC王者であるフューリーとの“史上最大の英国ヘビー級対決”に俄然注目が集まる。ジョシュアが名誉を回復し、さらに飛躍するためにはフューリーに勝利するしかない。世界が固唾をのんで見守るメガファイトが2021年に実現することを願うばかりだ。

ボクシング・スタイル

198㎝の上背がありながらフットワークが速く、持ち味のスピードを生かしたスタイリッシュなボクシングを身上とする。最大の武器はジャブと右ストレート。ジャブからていねいに対戦相手を崩していき、ここぞというチャンスでは獰猛な連打で敵をキャンバスに沈める。背の低いアンディ・ルイスにTKO負けしてディフェンスの弱点を露呈したが、苦い経験を糧に防御面でも成長のあとを見せている。

基本情報・戦績

国籍イングランド
出身地ワトフォード
生年月日1989年10月15日
身長198cm
階級ヘビー級
リーチ208cm
試合数25
レコード24勝1敗、22KO

プロフィール

2012年8月ロンドン五輪スーパー・ヘビー級金メダル獲得
2013年10月プロデビュー
2016年4月チャールズ・マーティンを下してIBFヘビー級王座獲得
2017年4月元3団体統一王者ウラジミール・クリチコを下してWBA王座吸収
2018年3月ジョセフ・パーカーに勝利してWBO王座吸収
2019年6月アンディ・ルイスJrに敗れて王座陥落
2019年12月アンディ・ルイスJrにリベンジしてWBAスーパー、IBF、WBO王座に返り咲く
2020年12月3団体王座の初防衛に成功

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