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カネロ・アルバレスが世界最強の称号を手にしている理由 | ボクシング

Andreas Hale
カネロ・アルバレスが世界最強の称号を手にしている理由 | ボクシング(C)Getty Images
カネロことサウル・アルバレスは、WBAスーパー・ミドル級“統一戦”でカラム・スミスを圧倒。パウンド・フォー・パウンドで他の選手との差を大きく広げる結果となった。
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WBAスーパー・ミドル級“統一戦ではカラム・スミスを圧倒し続け、王座に輝いたカネロ・アルバレス。彼が全階級でナンバーワンのファイターであることに疑問の余地はあるだろうか?

4階級王者であり、ボクシング界で間違いなく最高の経歴を持つカネロは、自身が最も注目を集めるボクサーだということだけではなく、最高のファイターであることも自らの手で証明してみせた。

そして、その強さは他の追随を許さないレベルだ。もしそれを否定する人がいるとしたら、カネロはこれ以上、どうやって最強を証明すればよいだろうか。

パウンド・フォー・パウンドのリストで、カネロ超えていく者はいつかは現れる。しかし、彼が成し遂げたのと同じくらいの功績を作る者は、以後30年は出てこないだろう。というのも、彼はただ試合に勝利してきただけではなく、その試合内容は称賛されるべきものだからだ。

先日の試合では、これまで無敗のカラム・スミスを完全に封殺した。身長とリーチの面ではスミスに分があったが、カネロの経験値の方が上回ったのだ。カネロはこれまでにボクシング界最高レベルの選手たちと相対したときは、いつでも格の違いをみせつけてきた。

セルゲイ・コバレフ戦の雷のようなKO勝利であっても、ダニエル・ジェイコブス戦の老獪な勝利でも、ジェームス・カークランド戦やリアム・スミス戦、そしてアミール・カーン戦のような圧倒的な勝利でも、カネロは見るものの期待に応えてきた。

パウンド・フォー・パウンドのトップに立つ選手については、エロール・スペンス・ジュニア、井上尚弥、テレンス・クロフォード、テオフィモ・アンドレス・ロペス・ジュニア、オレクサンドル・ウシュクのような名前を挙げる人もいるだろう。

しかし、これらの異論も根拠が薄いため、却下できる。ウシュクはクルーザー級でアンディスピューテッド王者となったが、これまでにパウンド・フォー・パウンドでトップ10に入りそうな選手と対戦したことはない。井上についても同じことが言える。

ロペスはワシル・ロマチェンコ戦で素晴らしい印象を残した後で最強候補に浮上したが、キャリアが十分に熟しておらず、ビッグネームとの対戦経験もまだ多くはない。

スペンスやクロフォードについては、両者が相まみえるまでは最強の評価はまず下せまい。カネロがゲンナジー・ゴロフキンと対戦したときのことは覚えているだろうか。対戦後、両者ともにパウンド・フォー・パウンドで順位を大きく上げたのだ。

カネロが勝っていたと思うかどうかはさておき、ボクシング界で恐れられているファイターと互角の勝負を演じたのだ。この試合がなければカネロはリストのトップにはいなかっただろう。カネロとGGGのように、スペンスとクロフォードもぶつかり合う必要がある。

カネロは自分の世界を作り上げている。各階級での暴れぶりは非常に印象的で、これまで無敗の挑戦者やチャンピオン、そして無敗のチャンピオンさえも返り討ちにしてきた。彼の次の動きは誰にもわからない。

スーパーミドル級タイトルの統一に興味を示していたため、カレブ・プラントやビリー・ジョー・ソーンダースあたりが次の対戦相手に浮上してくる。再びライトヘビー級での冒険に向かおうというのであれば、アルツール・ベテルビエフやディミトリー・ビボルといった興味をそそるマッチメイクが実現するかもしれない。

そして、ゴロフキンとの再戦も常に取り沙汰されている。

現時点では、カネロの築き上げた業績に近づける選手は他にいない。向こう数年で調子を急に落としたりでもしない限り、カネロがトップの座を明け渡すことはないように思えるのだ。

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日時(日本時間)カード詳細
1月3日(日)
09:00
ライアン・ガルシア
vs.ルーク・キャンベル
WBC世界ライト級次期挑戦者決定戦

※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり

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