WBCヘビー級王者タイソン・フューリーのプロモーターのうちの一人であるボブ・アラムは、3つのベルトを持つアンソニー・ジョシュアの代理人と近々契約が取り交わされると信じている。
ジョシュアのプロモーターであるエディ・ハーンとの交渉が進んでいる。金額面での取り決めはひとまず基本合意に至っており、ファイトマネーは両者が均等配分するものと予想されている。
アラムは『talkSPORT』に「昨日エディと話してきた。エディとジョシュアの関係者は火曜日に最初の契約案を送ってくる」とコメント。すでに会談は進んでいるようだ。
「そうしたら、私はフランク(・ウォーレン)に回し、タイソンに回し、それから色々な弁護士に見せることになる。その後我々のコメントを添えてエディに送り返すことになる。そんなに悩むことはないと信じている。皆プロフェッショナルだし、試合が実現してほしいと思っているからね。すぐに契約を締結することができ、一緒に開催地を選ぶことができると思っているよ」
この契約では、ジョシュアとフューリーの戦いは少なくとも2戦行われると予想されている。イングランドではコロナウイルス対策に伴う制約があるため、初戦は代替地で開催される可能性が高い。
アラムは次のように語った。「最適な場所は英国だったが、制約や先行きが不透明なことがあり、別の開催地を探しているんだ。中東になるかもしれないし、アジアになるかもしれないがね。ひとたびこの書類にサインがなされれば、両陣営が一緒になって場所を選ぶことができ、公表することができるはずだ」
フューリー(30勝0敗1分、21KO)は昨年2月にデオンテイ・ワイルダーを7回KOで破壊して以来、試合を行っていない。一方のジョシュア(24勝1敗、22KO)は12月に試合を行った。クブラト・プレフを9回で倒しIBF、WBA(スーパー)、WBOの3つのベルトを防衛している。
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