ライアン・ガルシア対マニー・パッキャオという興味深い対戦が現実味を帯びてきた。この一戦は、10ラウンドのノンタイトル・エキシビションマッチでうまくまとまるかもしれない。
22歳のガルシアは、ボクシング界で最もエキサイティングな有望株だ。1月2日に行われたルーク・キャンベルとの一戦では、KO勝ちで世界ライト級のベルト戦線に躍り出ることに成功している。
一方のパッキャオは42歳になる。"キング・ライ"よりも20年も年上だが、ボクシング界唯一の8階級世界王者だ。だが、ボクシング界のレジェンドは、主戦場をウェルター級としている。
ライアンの父ヘンリー・ガルシアが明かしたところによると、試合に向けた会談が進んでいることは本当で、しかも順調だという。
ヘンリーは『スカイ・スポーツ』を通じて『MyBettingSites.co.uk』でこう語った。
「全員が合意した。残っているのは詳細のみだ。だが、両陣営はすでに合意している。プロモーターも合意したし、統括団体も合意した。契約の締結まで非常に近いところまできている。上手く行けば今週にはお知らせできるだろう。今交渉しているところで、すでに議論は始まっているんだ」
「ライアンはマニー・パッキャオと戦う用意ができている。ライアンが決して引き下がらず立ち向かっていくときは、世界で一番自信を持っているからね。そんな自信とモチベーション、そして意欲があれば、目の前のことに集中することができ、勝利を手にする可能性も高くなる」
「ライアンは試合をコントロールするのを好む選手だ。マニーはキース・サーマンに圧力をかけられた時、下がりながら戦って苦戦していたのを我々も分かっている。それにある年齢に達すれば、もはや20歳のときほど強くはないはずだ。我々にとってはとてもよいチャンスだ」
「彼はパッキャオより20歳年下だ。これは我々のアドバンテージだし、だからこそ今回が世代交代の試合になるのではないかと思っている。我々の時代が来るよ」
ガルシアの父親は、この一戦が10ラウンドのエキシビションマッチになるだろうと予想している。そして、ウェイトは143ポンドで戦いたいと考えているようだ。
「この試合は143(ポンド)契約にしたい。試合は4月か5月に開催したいね。多分テキサスでやることになるだろう。まだわからないけれどね」
「まだ(エキシビションになるかどうか)詳細はわからないが、よい10ラウンド戦にしようと思うよ。そしてリアルファイトになるはずだ。これは保証するよ」
「この方向で進むのがよいだろう。誰も自信のステータスを失いたくないが、両者が戦いたいと思っているからね。それが一番重要なところだ。奇妙なことではない。戦う意思のある男が二人いる、それだけのことだ。ライアンはレジェンドと戦い、パッキャオは急上昇のスターと戦う。おかしいことなんか何もないよね」
「分かっていることは、二人が互いに戦いたいと思っていることと、これが本当に、正真正銘のリアルファイトになるだろうということだ」
「ライアンはいつでもパッキャオを尊敬しているし、彼が引退する前に戦いたいといつも思ってきた。パッキャオくらい実力のある選手と戦うことも願ってきた。今回はそれが実現するチャンスなんだ」
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