ヴァージル・オルティス・ジュニアは自身最大の試練をたやすく跳ね除けた。
無敗を続ける22歳のキャリアは未だに無傷だ。土曜日の夜(日本時間日曜日)の一戦でモーリス・フッカーをTKOに下した。7回に放った右フックで元世界王者は自ら膝をつき、続行不可能となった。
このラウンドの前にも、オルティスはフッカーに連打を浴びせ、右オーバーハンドでダウンを奪っていた。テキサスのダラス・フォートワース地区にあるディッキーズアリーナで行われたこの一戦にTKOで勝利したオルティスは、自身の無敗記録を17戦に伸ばした。なんと、まだ7ラウンド以降まで試合を行ったことがない。
「この試合でこれまで以上に自信がついたよ」と勝利について語ったオルティス。「今後誰と戦う機会があったとしても、タイトル戦を受ける準備ができたと自分の中では思うことができた」
IBF/WBCウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニアとWBOウェルター級王者テレンス・クロフォードが観戦する中、オルティスはこう語った。
「その機会が得られればと思っている」フッカーと同所属のクロフォードとのタイトル戦の展望について、DAZNのクリス・マニックスに語ったオルティス。
「クロフォードはおそらくパウンド・フォー・パウンドでナンバーワンだと思う。トップ2に入っているのは間違いないね。機会を貰えるのであれば、俺はあんたとの戦いを視野に入れる。なあ、あんたを見てるよ。もしそうなれば、俺は乗り気以上の気持ちだね」
オルティスはさらにこう付け加えた。「俺の準備ができているかどうかはどうでもいい。その一戦をやりたいんだ」
4ラウンドをほぼ互角に戦った後、5ラウンド目にはオルティスはフッカーのカウンターパンチを見切るようになった。6ラウンドにはパンチラッシュの後の右オーバーハンドでダラス出身のフッカーにキャンバスに叩きつけた。これが7ラウンドのレフェリーストップのきっかけとなった。一方のフッカーは手を負傷したと主張している。
オルティス vs フッカー 結果
- ヴァージル・オルティス・ジュニア 7回TKO モーリス・フッカー (ウェルター級)
- セニエサ・エストラーダ 3判定0 アナベル・オルティス (100-89,100-89,99-90 エストラーダが女子ミニマム級王者となる)
- マルセリーノ・ロペス 5回KO ジャイロ・ロペス (ウェルター級)
- トリスタン・カルクロイト 1回KO ダスティン・ロング (クルーザー級)
ボクシング注目選手
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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3月28日(日) 4:00 | ポベトキン vs.ホワイト | ヘビー級12回戦 |
4月3日(土) 23:00 | アフマダリエフ vs.岩佐亮佑 | WBAスーパー&IBF世界Sバンダム級王座統一戦 |
4月24日(日) 3:00 | マーティン vs.プロスパー | EBU ヨーロッパスーパーライト級 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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