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アンディスピューテッド王者デヴィン・ヘイニーに続くのは? ライト級戦線トップ5のファイター | ボクシング

DAZN Staff
アンディスピューテッド王者デヴィン・ヘイニーに続くのは? ライト級戦線トップ5のファイター | ボクシングGettyImages
【ボクシング ランキング】競争の激しいライト級のランキングをDAZNチームが独自に選定した。
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現在のライト級は、間違いなく最も競争の激しい階級だ。

先週、デヴィン・ヘイニーはオーストラリアでジョージ・カンボソスに勝利し、4つの主要世界タイトル全てを手にすることに成功した。リマッチが行われる見込みだが、ヘイニーがさらなる試練を望むのであれば、その機会は簡単に見つかるだろう。

ガーボンタ・デービスはその一週間前にロリー・ロメロに完勝した。ライアン・ガルシアは来月ハビエル・フォルトゥナと対戦するが、"タンク"(デービスの通称)との対戦を今年後半に行うべく交渉中だ。

ライト級世界最高峰のファイター同士の戦いをファンが強く待ち望んでいる。一方で、ライト級の趨勢を左右するキープレイヤー達の実力を、現段階でどのように評価すればよいだろうか?これについては意見が分かれるところだろう。

DAZNチームは135ポンド(ライト級)を主戦場とする世界最高峰のファイターを選定。ランキング形式で紹介する。

1. デヴィン・ヘイニー

Devin Haney vs. George KambososGettyImages

世界タイトルを争うレベルまで静かに駆け上がったデヴィン・ヘイニーは、2019年にWBC王座を戴冠すると対戦相手をいとも簡単に倒してきた。2021年にホルヘ・リナレスやジョジョ・ディアスに勝利したことで、ヘイニーが世界レベルの実力者であることは明確になった。だが、ヘイニーが真に最上級の才能を持つファイターであることが証明されたのは、つい最近のジョージ・カンボソス戦のことであった。

ヘイニーは敵地オーストラリアに赴き、合計4つの世界ベルトを賭けたアンディスピューテッド王座決定戦を行った。ヘイニーはそれまで無敗であったカンボソスを相手に第1ラウンドから試合を支配。完封といってよいほどのパフォーマンスで135ポンド(ライト級)全てのベルトを手にした。一方オーストラリアのスターは昨年テオフィモ・ロペスを倒して大きなインパクトを残したが、その実力をもってしてもヘイニーを攻略することはできなかった。

2. ジョージ・カンボソス

Devin Haney vs. George KambososGettyImages

ジョージ・カンボソスは昨年テオフィモ・ロペスとのスリリングな試合に勝利したことでトップの座を射止め、ライト級で3つのベルトを手に入れた。すぐに4つ目を求めたカンボソスは、次の対戦相手にデヴィン・ヘイニーを希望することを表明。この希望はかなったものの、このオーストラリア人はWBC王者に完敗を喫してしまった。

負けはしたものの、これまで2年間の成績から、カンボソスに世界最高峰の実力が備わっていることは間違いない。カンボソスはヘイニーへのリベンジを決意するはずで、当初の契約の範囲でリマッチが行われる可能性が高そうだ。カンボソスはナンバーワンの地位に戻ることを願うはずだ。

3. ワシル・ロマチェンコ

Vasiliy-Lomachenko-getty-ftr(Getty Images)

ワシル・ロマチェンコはリングに帰ってくれば、ライト級世界タイトルを再び獲得するミッションを遂行するだろう。母国ウクライナが侵攻を受けているため現在は活動を休止しているが、ロマチェンコは最終的にカムバックを果たすはずだ。そして最後に行った試合以降勢力図が様変わりしているこの階級に迎え入れられるだろう。

現在デヴィン・ヘイニーがライト級のトップファイターだが、ロマチェンコはこの才能あふれるアメリカ人を倒すことで、テオフィモ・ロペスに敗れた思い出を消し去りたいと思っているはずだ。2021年に中谷正義やリチャード・カミーに勝利したことで、自身がまだトップファイターの一人であることは証明済みだ。だが、ヘイニーを玉座から引きずり下ろしたいのであれば、さらにレベルを上げなければならない。

4. ガーボンタ・デービス

Gervonta DavisGettyImages

複数の階級を頻繁に移動しながらキャリアを積むガーボンタ・デービスだが、最近はライト級に定住することにしたようだ。持ち前の破壊的なパワーは135ポンドの全てのファイターを困難に陥らせている。直近の試合は5月に行われ、ロリー・ロメロに勝利している。この試合でも"タンク"の異名を取るデービスの火力を見せつける結果となったが、今後さらに大きな試練が彼を待ち受ける。

2017年以来世界トップクラスのファイターと評価されているデービスは、これまで3つの階級で快進撃を見せてきた。だがライト級はこれまで戦ってきた階級の中で最も猛者のひしめく階級だ。キャリアで最も厳しい試練が今後待ち受けているだろう。果たしてデービスは、デヴィン・ヘイニーやワシル・ロマチェンコ達にパワーで通用し、勝利することができるだろうか?ボルティモアのお騒がせファイター自身は、そう思っているはずだ。

5. ライアン・ガルシア

ryan-garcia-golden-boy-ftrGolden Boy

2021年初めにルーク・キャンベルをTKOで破ったことで、著しい能力と計り知れないほどの知名度からライアン・ガルシアがトップファイターの一員になる準備は整ったようであった。だが、ガルシアはその後自身の問題に集中せざるを得なくなった。メンタルヘルスとの戦いがこのカリフォルニア人ファイターにとって最優先事項となったのだった。

2022年、ついにリング復帰を果たしたガルシアは、4月にエマニュエル・タゴエと戦い、12ラウンド全てで試合を支配。7月にはハビエル・フォルトゥナとの試合を控えている。この23歳は世界タイトルを優先して狙うことを表明。フォルトゥナをよい内容で下すことができれば、次の目標は世界王座を戴冠することになりそうだ。

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日時(日本時間)カード詳細
6月11日(土)
9:00
京口
vs.ベルムデス
WBA世界ライトフライ級王座統一戦
6月12日(日)
9:00
ムンギア
vs.ケリー
スーパーミドル級12回戦

※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり

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