【レビュー】スカルディーナが無敗記録更新！ドーベルシュタインを圧倒してTKO勝利｜ボクシング

ダニエレ・スカルディーナは有力選手への挑戦を望み、ユルゲン・ドーバーシュタインとの試合にこぎつけた。

ドーベルシュタインは、良い戦いを見せたといえるが5ラウンドを前に続行不可能。結局スカルディーナの圧力とパワーが上回り4ラウンドTKO勝ちとなった。

「素晴らしい相手だった」とDAZNの試合後インタビューで語ったスカルディーナ。「ラウンドごとに彼の動きを理解していった。やろうと思っていたことを実行できた。そして彼を打ち破り、倒すことができた」

スカルディーナ(20勝0敗、16KO)の攻撃は、ドーベルシュタインに付け入る隙を与えなかった。ドイツ人ファイター（ドーベルシュタイン）の動きを左フックで止め、思惑通りに試合を進めた。このイタリア人（スカルディーナ）は右を多く繰り出して倒しにかかる。

しかしドーベルシュタインもハートを見せて、攻撃を受けながらもギリギリで耐えていた。パワーで敵わないと判断すると、作戦を変えてアウトボクシングに徹した。そこからジャブを浴びせて様子を伺うも、スカルディーナがパワーでそれをはねのけ、距離を詰めて圧倒。厳しいパンチを放っていった。

4ラウンドに入ると、スカルディーナがドーベルシュタインを倒すのは時間の問題のように見えた。だがドーベルシュタインも最後の力を振り絞り戦いを続けようとした。

すると左フックがスカルディーナを捉え、少しの間ペースを戻し、続いて右もヒット。だが、試合は5ラウンドまで長引かなかった。反撃に転じたスカルディーナは、パワーショットを容赦なく浴びせていき、その後反撃の機会も与えなかった。

このラウンドを終えたドーベルシュタインは疲れ切っており、すでに勝負に負けたかのように見えた。コーナーに戻ると、ドーベルシュタインは試合続行ができず、これ以上試合を続ければ危険であることをチームに伝えたのだった。

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