ジョシュア vs ウシクのアンダーカードが決定、ローレンス・オコリーのタイトル防衛戦、再起を図るカラム・スミスなど｜ボクシング

IBF、WBA、WBO、IBOヘビー級タイトルを賭けたビッグマッチ、アンソニー・ジョシュア vs オレクサンドル・ウシクが9月25日土曜日（現地時間）に行われる。そのアンダーカードの詳細が決定した。

アンソニー・ジョシュアの統一王座が再び賭けられることとなり、ヘビー級最大の一戦に注目が集まっている。相手は元クルーザー級アンディスピューテッド王者（4つのメジャーな団体でチャンピオンベルトをすべて獲得したボクサー）であり、パウンド・フォー・パウンドにも名を連ねるオレクサンドル・ウシクだ。

ローレンス・オコリー（16勝0敗、13KO）は3月、ウェンブリーのSSEアリーナで行われたタイトルマッチでクシシュトフ・グウォヴァツキを6RKOに沈め、WBOクルーザー級王座を獲得したばかり。初防衛戦に挑む今回の対戦相手は、指名挑戦者のディラン・プラショヴィチだ。

16試合目にして世界タイトルを手に入れた、ハックニー（ロンドンの自治区）出身。無敗の28歳は「ザ・ソース」の異名を取る。同じく200ポンド（クルーザー級）で王座を手にしたトニー・ベリュー、デビッド・ヘイ、ジョニー・ネルソンらの足跡をたどってきた。

モンテネグロ出身のプラショヴィチは、元WBOクルーザー級ユース世界王者。現在は団体内ナンバーワンに君臨している。2014年10月のプロデビュー以来15戦全勝で突き進んでおり、そのうち12試合はKO勝利を収めている。

元WBAスーパーミドル級世界王者カラム・スミス（27勝1敗、19KO）は階級を上げ、ライトヘビー級でリング復帰するものと予想されていた。対戦相手はドミニカ共和国のレーニン・カスティージョ（21勝3敗1分、16KO）。昨年12月にメキシコのスーパースター、カネロ・アルバレスに判定で敗れて以来の再起戦となる。

マンチェスター出身のプロスペクト、ライト級のキャンベル・ハットン（3勝0敗）はプロでの試合を通じて成長を続けていく。前回は「Fight Camp」でヤクブ・ラスコフスキーと対戦しポイントで上回ったハットンは、今回スペインのイサン・ドゥラ（3勝7敗）と初めての6回戦で戦う。

"アルバニアン・キング"フロリアン・マルク（8勝0敗1分、6KO）は昨年12月の「ジョシュア vs プレフ」のアンダーカードでリラン・チャールトンと対戦し、見事なKO勝ちを収めており、その勢いを継続したい構えだ。今回の対戦相手はミラン在住のマキシム・プロダン。IBFウェルター級インターナショナル王座を賭けて行われる。

無敗を続けるシカゴ出身ミドル級のクリストファー・オースリー（12勝0敗、9KO）はロシア出身のカサン・バイサングロフ（21勝1敗、11KO）とWBAインターコンチネンタル王座を賭けて対戦。その他に、ウクライナ出身のプロスペクト、ライトヘビー級のダニエル・ラピン（4勝0敗）はパウェル・マルティニウク（4勝7敗、4KO）と6回戦で対戦する。