【レビュー】エリカ・クルス・エルナンデスがメリッサ・エスキベルを破りWBA世界女子フェザー級王座初防衛｜ボクシング

エリカ・クルス・エルナンデスがWBA女子フェザー級王座防衛に成功した。

同郷のメキシコ人ファイターであるメリッサ・エスキベルとの激闘は、10ラウンドを戦い抜いて判定による優勢勝ちに終わった。

目まぐるしく動き回る戦いとなったこの一戦。クルスは手数とパワーでエスキベルを上回っていった。脅威にさらされ続けた挑戦者のエスキベルは、クルスに大ダメージを与える機会を見出せず。

終始、圧倒していたクルスだが、試合を決める一撃を見舞うことはできず。最終ラウンドの終わりを告げるゴングが鳴り、勝敗は判定に委ねられた。

3人のジャッジ全員がクルスを支持するものと思われたが、一人のジャッジだけは97-93でエスキベルを支持。残りの二人はそれぞれ97-93、98-92でクルスを優勢とした。

試合後のインタビューでクルスは自身のパフォーマンスへの満足感を語るとともに、アマンダ・セラーノとのビッグマッチへの思いも口にした。

「タイトルを防衛できて嬉しいわ。判定はフェアだった。彼女は素晴らしいパンチを当ててきたけれど、より効果的なのは私の方だった」

「将来的には、アマンダ・セラーノが持つフェザー級タイトルをかけて戦いたい」

「今はマルセラ・アクーニャ、ニーナ・マインケ、サラ・マフフードの名前が挙がっているけれど、そのうちセラーノと対戦したいと思っているわ」

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