WBCフライ級タイトルマッチが行われ、王者のフリオ・セサル・マルティネスがジョエル・コルドバを下しタイトルを防衛した。
この一戦で注目を集めたのは、マルティネスがコルドバに勝利するかどうかではなく、いつKOすることができるかだった。
コルドバも序盤は頑張りを見せた。しかしマルティネスは6ラウンド序盤にコルドバをキャンバスに沈めると、さらに1分経過するまでに試合を終わらせた。グアダラハラのドーモ・アルカーデ・コード・ハリスコで行われたこの一戦で、マルティネスはWBCフライ級を防衛。DAZN News独自の採点では、レフェリーストップまでは48-47でマルティネスが優勢であった。
「予想よりタフな選手だった。皆勝つためにここにいるからね」。試合後にマルティネスは通訳を介してインタビューにこう答えた。
マルティネスとコルドバは過去に練習を共にしていたことがある。コルドバは序盤からその効果を発揮した。マルティネスのパワーショットを避け続け、自身のパワーショットに繋げると、3ラウンドにはマルティネスをくぎ付けにした。
だがそこからチャンピオンが自身の実力を見せ始めた。4ラウンド開始から途切れることなくスタンスをスイッチさせ、両腕からパワーショットを当てていった。これによってコルドバは混乱し始め、どんどんハードヒットを受けるようになっていった。マルティネスの戦術は功を奏したが、それでもコルドバは崩れず果敢に立ち向かっていった。
マルティネスはコルドバが動き回るのを封じ込めにかかった。コルドバにまっすぐ向かっていった。マルティネスはコルドバをロープに追い込むと、重い左でコルドバをダウンさせた。さらにマルティネスは休まずコルドバが足を使わないよう立ち回る。
コルドバを追いかけまたもやロープに追い込むと、マルティネスは烈火のごとくパンチを放ち、コルドバはコーナーから出られなくなってしまった。レフェリーもコルドバが動けなくなっているのを感じ取ると、間に割って入り試合を止めた。
さて、マルティネス(18勝1敗、14KO)の次戦はどうなるだろうか?まだフライ級に留まり、いくらかのファイトマネーを稼ぎながら階級を統一していくという。
「同じ階級に残ろうかと思っている」タイトル統一について聞かれた際、マルティネスはこう答えた。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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7月10日(土) 10:00 | ラミレス vs.バレラ | ライトヘビー級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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