メキシコの国民的有名人であるサウル"カネロ"アルバレスは今年後半を使って連勝街道に戻ろうと計画している。プロモーターのエディー・ハーン氏はそんなカネロが戦うべき相手として、3人のファイターを用意する計画があるという。
5月、カネロは175ポンド(ライトヘビー級)で再びベルトを巻こうとしたが、ディミトリー・ビボルに判定で敗れ、実に9年ぶりの敗戦を喫した。だが、この敗戦によってカネロの野心が潰えることはなく、9月17日(現地時間)にはゲンナジー・ゴロフキンと対決することになっている。
最大のライバルに勝利し再び軌道に乗れば、カネロはさらなる試練を探すことになりそうだ。もちろんビボルとの再戦もこの31歳が是非とも実現させたい一戦だ。
この戦いはハーン氏もぜひとも実現したいと考えている。北米で放送されている『DAZN Boxing Show』内で、カネロの今後の計画について、ハーン氏のやりたいことを包み隠さず語った。
「ゲンナジー・ゴロフキン、ディミトリー・ビボル、そして(デビッド・)ベナビデス戦はいずれビッグマッチになると思う」番組内で、ホストのAkとバラクにカネロの次戦3試合の対戦相手について聞かれると、ハーン氏はこのように答えた。
ベナビデスの代わりにジャーモール・チャーロはどうかと聞くバラクに対しては、「(ベナビデスが)サイズ的に本物のエリートといえるファイターと戦ったら、私は(カネロとの対戦を)実現させようと思う」と回答。
「カネロはベナビデスやチャーロとどう戦うか、どちらが168ポンド(スーパーミドル級)の防衛戦に迎えるのか、と皆話すが、カネロの心は揺さぶられない」
「ビボルについて言えば、175ポンド(ライトヘビー級)に階級を上げて誰かに挑戦するというやり方がカネロの好みなんだ」
「カネロはそうしない方がよかったのかもしれない。チャーロと戦うべきだったのかもしれない。でも、彼のことを尊重しなければいけないよ。自分自身にハンディキャップを課すのが好きみたいだからね」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
---|---|---|
7月10日(日) 3:00 | チゾラ vs.プレフ | ヘビー戦12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。