見所に満ちたKO勝利を望むライアン・ガルシアは、7月17日にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナでハビエル・フォルトゥナと対戦。見事に実行してみせた。
ガルシアは第4ラウンドと第5ラウンドにダウンを奪うと、さらに第6ラウンド、左-右-左と素早く的確なコンビネーションを放ちハビエル・フォルトゥナを膝立ちにさせた。数秒後にマウスピースを吐き出したフォルトゥナは立ち上がれず、ガルシアのKO勝利が確定した。
ガルシアは試合開始のゴングから歯切れのいいジャブで主導権を握った。ジャブから相手を引き裂くようなコンビネーションにつながっていった。
この23歳は試合を通じて3度ダウンを奪ったが、そのうちの1度目は第4ラウンドに記録した。フォルトゥナのボディを左フックで強打すると、直撃を受けたドミニカ人ファイターは膝をついた。第5ラウンドには大きい振りの左フックを爆発させフォルトゥナの顎を捉えた。2度目のダウンでフォルトゥナの勢いを奪ったように見えた。
これらのパンチが道を開き、ガルシアはフォルトゥナにパンチを次から次に投下する。第6ラウンドには左-右-左のコンビネーションでフォルトゥナを打ち砕くと、左フックをテンプルに当て勝利をもぎ取った。
過去の試合後と同じく、ガルシア(23勝0敗、19KO)は試合後インタビューでガーボンタ"タンク"デービスとの試合を要求した。
「何もなければ135ポンド(ライト級)に戻るつもりはないが、次は『タンク』と戦いたい」と試合後インタビューでDAZNのクリス・マニックスに対してガルシアは語った。「『タンク』たちが140ポンド(スーパーライト級)でやりたいというのなら、交渉を全部録音しようと思う。僕が逃げていると紙面に書かれないようにね。(デービスが)望むなら、そうしようじゃないか」
「この試合によって、僕にふさわしいリスペクトを受けられるはずだ。僕は絶対に恐れない。僕が戦う気持ちがあるということを伝えたいし、僕が『タンク』と戦ってケツをひっぱたくのを見て、それを知ることになる」
ガルシアがゴールデン・ボーイの傘下におり、デービスはプレミア・ボクシング・チャンピオンズのプロモーションの下で戦っている。この状況下でどのように試合を実現させるのかと問われたガルシアは、「意思あるところに道はある」と答えた。
デービスはこの試合後にTwitterを更新した。おそらくこの要求に返答したものと見られる。
『みんな、年末に会おうな・・ #TheONE』
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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7月29日(日) 10:00 | ゴンザレス vs.アングロ | ライト戦8回戦 |
8月7日(日) 3:00 | スミス vs.オメイソン | スーパーライト戦12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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