サウル"カネロ"アルバレスとゲンナジー・ゴロフキンの3度目の激突まであと1ヶ月余りとなった。そして、ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われるこのビッグイベントを盛り上げるアンダーカードのラインナップが、ついに確定した。
DAZNから全世界に生中継される(メキシコとラテンアメリカ圏を除く)日本時間9月18日のビッグイベントのアンダーカードには、トップレベルの対戦が組まれた。スーパーフライ級の危険な王者ジェシー・ロドリゲスをはじめ、ガブリエル・ロサドやディエゴ・パチェコの参戦が決まっている。
ジェシー・ロドリゲス vs イスラエル・ゴンサレス
Melina Pizano/Matchroom
最後の試合から3ヶ月が経過したロドリゲスが再びグローブを身に着け、自身のWBC王座を懸けてメキシコのイスラエル"ヒガ"ゴンサレスと対戦する。バム(ロドリゲスの愛称)の試合ペースは非常に速く、今年2月以降すでに2人のスーパーフライ級トップファイターを倒してきた。元王者カルロス・クアドラスを倒し空位であったベルトを手にすると、さらにシーサケット・ソー・ルンヴィサイをTKOに鎮め、初防衛を果たした。
「メキシコ独立記念日の週末に試合ができる機会を貰えて光栄だ。そしてカネロ-GGGのイベントでコ・メインイベントに選ばれたことは本当に特別だ。この試合でまた素晴らしいパフォーマンスを見せて、僕のレガシーを積み上げていくつもりだ。どんな試合も、前の試合より重要だ。勝つだけじゃなく、勝ち方が大事になってくる」ロドリゲスはこう述べた。
ゴンサレスは経験豊かなメキシコ人ファイターで、これまで28勝4敗1分(11KO)の戦績を誇る。今回の試合がゴンサレスにとって4度目の世界王座挑戦となる。なお、これまでの世界戦ではヘルウィン・アンカハス、カリッド・ヤファイ、ローマン・ゴンサレスに敗れている。
アリ・アフメドフ vs ガブリエル・ロサド
Getty Images
見所満載の試合になること請け合いのもう1つの試合は、カザフスタンのアリ・アフメドフの一戦だ。アフメドフは2020年にカルロス・ゴンゴラにKO負けを喫したが、今回の試合で大きく前進し、この敗戦を過去のものにしようと意気込んでいる。
18勝1敗(14KO)の戦績を誇るこのファイターは、ゴロフキンのイベントで3度目の出場となる。今回の対戦相手には危険なハードパンチャー、ガブリエル・ロサドが選ばれた。両者は10回戦で対戦する。
「今年最大のショーの一員になれることを楽しみにしている」とロサド。「ベクテミル(・メリクジエフ)に対してできたことを再現し、世界タイトル戦線に戻るチャンスだ」
ディエゴ・パチェコ vs エンリケ・コリャーソ
プロキャリア初のベルト獲得を目指すディエゴ・パチェコは、WBCスーパーミドル級シルバー北米王座を懸けてエンリケ・コリャーソと対戦する。パチェコの戦績はこれまで15勝0敗(12KO)。この試合で5試合連続のKO勝利をもくろむ。
対戦相手のコリャーソは33歳のプエルトリコ人。ホセ・ミゲル・トーレスに反則負けを喫して以来の試合となる。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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8月7日(日) 3:00 | スミス vs.オメイソン | 英国スーパーライト級王座決定戦 12回戦 |
8月7日(日) 10:00 | オルティスJr vs.マッキンソン | ウェルター級12回戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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