日本時間10月30日、女子ライト級アンディスピューテッド王者ケイティー・テイラーがロンドンのウェンブリー・アリーナで防衛戦を行う。対戦相手は無敗のカレン・エリザベス・カラバハルだ。このイベントの模様はDAZNから全世界に生中継される(オーストラリアとニュージーランドを除く)。
テイラー(21勝0敗、6KO)の直近の試合は、今年5月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた大舞台だった。アマンダ・セラーノを判定で下したこの試合は、ファイト・オブ・ザ・イヤーの有力候補だ。
アルゼンチン人のカルバハル(19勝0敗、2KO)は、いまだプロキャリアで敗北を味わったことがない。また、WBC女子スーパーフェザー級の地域王者だったこともある。
「あの会場でプロデビューしてからほぼ6年になろうとしているなんて、信じられない。(デビュー戦の会場に)戻ってメインイベントを飾れるのは素晴らしいことです」とテイラー。「これまでの旅路は素晴らしいものだったけれど、まだこれまらも最高のファイトがたくさん待ち受けているし、これから何が起こるのか楽しみですね」
「ケイティーに挑戦できるオファーを受けたとき、とても嬉しかった」とカラバハル。「努力が実を結んだんです。ケイティーに勝ちを譲ろうとは全く考えていない。アルゼンチンに全てのベルトを持って帰りますよ」
「ニューヨークでアマンダに勝ち、歴史的な夜を彩った後、ケイティーがまた活動を再開することになって、嬉しく思う」とプロモーターのエディー・ハーン氏。「ケイティーはボクシング界のスーパースターの一人だが、それだけでなく女子スポーツ界のパイオニアだ。2016年のデビュー戦で試合を行ったアリーナに凱旋させることができて最高だ。ケイティーの試合を開催するのはいつも光栄なことだ。4月(※現地時間)にアマンダと戦ったファイト・オブ・ザ・イヤー候補の試合を見た新しいファンが、ウェンブリー・アリーナに押し寄せて、この象徴的ファイターがタフでハングリーな無敗のアルゼンチン人と戦うところを見に来るはずだ」
なお、このイベントではIBF世界フェザー級挑戦者決定戦が行われる。欧州フェザー級王者ジョーダン・ギルがスペインのキコ・マルティネスと対戦する。勝者は現IBF王者ジョシュ・ワーリントンと戦うことになるだろう。
スーパーウェルター級コンテンダーのカオイミン・アギャルコ(12勝0敗、7KO)はWBAインターナショナル王座防衛戦を行う。対戦相手は無敗のアメリカ人ピーター・ドブソン(16勝0敗、9KO)だ。アギャルコはこの試合で今年3戦目となる。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
| 日時（日本時間） | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 9月25日（日） 3:00 | ヒューズ vs.ガラハッド | IBF世界ライト級王座戦 12回戦 |
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