アマンダ・セラノはファイターの心を折ることに成功した。日本時間2月5日、ニューヨークで行われたイベントで、アマンダ・セラノはエリカ・クルスと対戦した。試合開始から終了まで激闘となったこの一戦をセラノが制し、フェザー級4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)統一王者に加えて、IBO王者となってマディソン・スクエア・ガーデン(Huluシアター)のリングを後にした。
最初の3ラウンド、メキシコのクルスがアグレッシブかつ無秩序なスタイルで攻め立てたが、この複雑な序盤をセラノは何とか切り抜けた。その後判定までもつれこんだ試合を98-92,98-92、97-93の3-0で制し、欠けていた唯一のピースを手に入れ、男女合わせてプエルトリコ人ボクサー初のアンディスピューテッド王者となった。
「私が経験していることにとても感動していて、嬉しく思います。ついにやったんです。驚いてはいませんでした。襟かはメキシコのチャンピオンで、ハードワークしてきましたから。だから私達もそれに備えてトレーニングしてきたんです。彼女は予想される最高のものを出してくれた。基本に立ち返り、セコンドのいうことをよく聞きました。ワンツーで行くよと言われたのですが、それが上手くいきました」と試合後にセラノは語った。
Matchroom Boxing
この一戦は混迷を深め、様々なことが要求された。偶然のバッティングによりクルスは頭部をカットし、激しい流血戦となった。試合がストップされる可能性もあったが、このメキシコ人は絶えずパンチを放ち前進していった。
クルスのセコンドは出血を止められなかったが、勝利を諦めていなかった。クルスはその後も動き続けたが、セラノは中距離からの攻撃に活路を見出し勝利を掴んだ。この試合でセラノの戦績は44勝2敗1分(30KO)となった。
7階級王者であるセラノの挑戦はこれで終わったわけではない。自身が公表したように、次戦は5月20日にアイルランドで行われるケイティー・テイラーとのリマッチだからだ。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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2月19日(日) 4:00 | ウッド vs.ララ | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
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