日本時間3月19日に行われたイベントで、ライト級のジョセフ"ジョジョ"ディアスは、メルシト・ヘスタとの接戦の末判定で敗れた。北米を中心に放送される『DAZN Boxing Show』内で、ディアスの今後について話し合われた。
この試合でヘスタは勝利を手にしたが、逆の結果になるべきだと考える観客もいたほどの接戦だった。一方、かつてはライト級王者になるポテンシャルがあると評されていたディアスは、3連敗を喫した。
メインホストのAkは、試合がヘスタの勝利になる理由は理解できるが、総じて拮抗した試合だったと述べた。
「接戦だったと思う。ヘスタは精力的で、攻撃的だったが、長い時間後退していた。それに対して、ジョジョ・ディアスは一晩中強烈なパンチを繰り出していた」
「彼がラウンドをいくつか落としたことは確かだし、時々ヘスタに出し抜かれることもあった。だが、試合全体で判断するならば、私ならディアスに勝利を与えるだろう。けれど、ヘスタが判定勝利した結果に対して腹を立てることはないし、引き分けでも納得できる」
「非常に面白い試合だったし、多くのスコアが非常に難しいものだったと思っている。リングサイドで観戦していると、ジョジョは多くのパワーショットやボディショットを放っていたと思うが、おそらく審判はそれを見落としていたのだろう。ボディだったとしても、強烈なパンチが決まった場面であることを忘れないでほしい。それが理解できていない人も多いだろう」
もう一人のメインホストであるベスは、パンチの量が必ずしもファイターの強さを測る指標ではないと語る。だが、ベスはディアスのスタイルが彼の強みに合っていないと言う。
「いざというときにCompubox(※ボクシングのパンチスコアリングシステム)はどこにいるんだ?」と疑問を投げかける。
「打ったパンチと、決まったパンチの差が分からないといけない。打ったパンチが全てを物語るわけではないが、ジョジョ・ディアスのスタイルは完全にはフィットしていないと感じる。彼はパワーパンチャーではないから、多くのパンチを放つことをやめてはいけないんだ」
「コーナーで手を痛めたと言っていたのは聞いたが、手が痛そうには見えなかった。しかし、どれだけ強烈なショットを打っても、メルシトを傷つけることはできなかった。あのやり方でそのまま戦い続けるのだろうか?」
接戦の末微妙な判定に終わり、かつ次戦の対戦相手がはっきりしていない両者に対して、ベスは再戦を提案した。
「試合は非常に接戦だった。再戦すべきだろう。もしディアスの勝利に終わっていたら、私は納得したかもしれないけどね」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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4月2日(日) 3:00 | ジョシュア vs.フランクリン | ヘビー級12回戦 |
4月7日(日) 11:00 | アコスタ vs.コルドバ | フライ級12回戦 |
4月23日(日) 3:00 | ラヒモフ vs.コルディナ | IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
4月30日(日) 11:00 | スタニオニス vs.オルティスJr | WBA世界ウェルター級タイトルマッチ |
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