ジョー・コルディナがシャフカッツ・ラヒモフを破り、2度目のIBFスーパーフェザー級王者となった。今年のベストファイト候補になりうる熱闘だった。
戦前の両者の戦績はともに無敗。コルディナは昨年一時王座を保有していたが、負傷の影響で手放さざるを得なかった。空位となったベルトは昨年11月にラヒモフが獲得しており、この試合は真のチャンピオンを決める一戦となった。そして、その期待に応える戦いが繰り広げられた。
序盤の数ラウンドは、100マイルの速さで戦われるかのようなめまぐるしい展開で、形成に差はつかなかった。王者と挑戦者は、優位に立とうとしてそれぞれに固有の力強いスタイルを見せたが、どちらも主導権を握ることはできなかった。
王者ラヒモフは攻撃的でハイペースなスタイルを駆使して相手をリング上で動かし、素早いパンチを連打した。しかし、コルディナの守備的な構えと緻密な戦術により、見事なカウンターパンチを当てていく。試合を通じて両者はラウンドを分け合った。
第5ラウンドでのダウンと左目の上のカットに悩まされたラヒモフだが、試合が進むにつれて状況が悪化する中でも攻撃的なスタイルを続け、コルディナを圧倒しようとした。しかし、ウェールズ出身のコルディナも準備万端。耐える展開となってもチャンスがあるたびに痛烈なパンチを浴びせた。
激しくぶつかりあった両者の戦いはフルラウンドまでもつれ込んだが、最後のゴングまでどちらも一歩も譲らなかった。結局、判定では地元の英雄に軍配が上がり、カーディフ出身のコルディナがスプリットデシジョンで勝利を手にした。
試合直後にコルディナはこの一戦を振り返った。「彼はタフなファイターだ。しかし、僕もハードなヤツだし、この夜は誰も僕に勝てないと思っていたよ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
| 日時（日本時間） | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 4月30日（日） 9:00 | セペダ vs.アルボレダ | WBA米大陸ライト級タイトルマッチ |
| 5月7日（日） 10:00 | サウル・アルバレス vs.ジョン・ライダー |
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