日本時間5月7日、スーパーミドル級のジョン・ライダーはサウル"カネロ"アルバレスの持つ4団体のベルトに挑戦した。カネロの母国メキシコで行われたこの一戦では、判定がカネロに対して寛大すぎたと感じているという。
スーパーミドル級4団体統一王者のカネロは、第2ラウンド終了寸前にライダーの鼻を破壊し、第5ラウンドにはワンツーでダウンを奪うなどして終始圧倒。120-107、118-109、118-109の3-0で判定勝利を手にした。
試合後ライダーは、DAZNのインタビューに応じ、鼻への一撃について語った。
「第1ラウンドと第2ラウンドは、自分の思う通りに戦えたと感じていた。だが、ラウンド最後のパンチで鼻にダメージを受けた。第8ラウンド以降は残念な気持ちを持つのをやめた。彼は素晴らしい闘いを繰り広げていて、自分が期待していた結果にはならなかった」
「2ラウンド終了直前に、ステップバックして、少し顎を引いたら彼がアッパーカットを放ってきた。見事に効いたよ。始めるような音が聞こえたて、彼に完璧にヒットされた」
「こうした形で鼻を折られるのは、ボクシング歴20年以上で初めてだ。喉に血が流れてきて、しばらくはパニックに陥った。けど、結局は乗り切ることができた。素晴らしいコーナーがいたから落ち着くことができた」
ダウンの際に立ち上がるまでに8、9カウントを要した理由を聞かれると、ダメージをリセットするために時間を使うようセコンドから指示されていたと答えた。
「初めてダウンを奪われた。すぐに立ち上がろうとしたが、回復するためにそうしたんだ。素晴らしいセコンドがいたから、指示に従うことができたんだ」
第8ラウンドにリラックスすることができた理由について尋ねられると、ライダーは点差が予想以上に広がっていたことについても言及した。
「終盤が見えてきたし、パンチが効いていないわけではないと思ったんだ。彼は疲れ始めていた。試合の流れが戻ってきていた」
「ポイント差は少し広めだったが、それが現実だ。彼の地元だからね」
「彼は非常に優れたファイターで、効率的に戦える。罠を仕掛けられたよ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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5月14日(日) 3:00 | KSI vs.ジョー・フルニエ | MF&DAZN:X Series 007 |
5月21日(日) 3:00 | ケイティー・テイラー vs.シャンテル・キャメロン |
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