サバンナ・マーシャルとクラレッサ・シールズは、それぞれ自分たちの試合をまず戦い抜かねばならないが、以前の試合で敗北を喫したイギリスのマーシャルは、アメリカでの再戦に向けて戦う用意ができているという。
昨年10月にシールズはイギリスでマーシャルを下し、ミドル級アンディスピューテッド王者となった、その後は別の対戦相手にターゲットを移している。
シールズは日本時間6月4日、マリセラ・コルネホ戦に挑む。この試合の模様はDAZNから生中継される。一方、マーシャルは日本時間7月2日にフランション・クルース=デザーンと対戦する。
昨年の試合の売れ行きが好調であった理由について、マーシャルは、シールズとのライバル関係だと指摘。
マーシャルは『Sky Sports』に対して語っている。「あの1試合で私の知名度が一気に上がった。大部分はライバル関係によるものだと思う」
「今でも皆『再戦はいつになるんだ?』と言っている。それがボクシングの醍醐味だと思う。ビジネスだ。ライバルがいなければダメというわけではないけれど、それこそがボクシングなんだと思う」
「皆が見たくなる試合というのは、ちょっとした緊張感があるものなんです」
一方、マーシャルは勝利への道を取り戻したいと望んでいる。
「私は負けてしまって、もうチャンピオンではない。けれど、変わらず応援して貰っていて、私の試合を見たがっている人がいる。この試合で既に話題が生まれていて、彼女(シールズ)もそれを気に入っていないでしょう」
しかしながら、シールズとの再戦についてはすでに話し合う意思があると述べ、「彼女は私にアメリカに行くように言った。私は承諾した。アメリカに行くと言ったのは、報酬は多い方がいいから。こちら(英国)での試合と同じ金額は得られない。そこは彼女も分かっていると思う」
「私たちは結局、そこ(再戦)にたどり着くだろう」とマーシャルは続けた。「彼女にとって私は必要不可欠だし、私にとってもそう。彼女が私と戦うことで得られる金額を、他の相手との試合で稼ぐことはできないはず」
「ボクシングの本質を学んだ。皆対立が好きなんです。本当に憎み合いながら戦う選手を見るのが好きなんですよ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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6月4日(日) 10:00 | クラレッサ・シールズ vs.マリセラ・コルネホ | 4団体統一女子世界ミドル級タイトルマッチ |
6月9日(金) 10:00 | フローレス vs.サンティバニェス | バンタム級10回戦 |
6月11日(日) 3:00 | サニー・エドワーズ vs.アンドレス・カンポス | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
6月11日(日) 9:00 | ハイメ・ムンギア vs.セルゲイ・デレフヤンチェンコ | スーパーミドル級12回戦 |
6月18日(日) 8:00 | レジス・プログレイス vs.リアム・パロ |
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