アンソニー・ジョシュアとディリアン・ホワイトという英国ヘビー級のライバル同士の両名が、日本時間8月13日(日)にロンドンのO2アリーナでリマッチを行うことが決定した。この試合はDAZNから世界中に独占生中継される。
ヘビー級統一王者の経験があるジョシュア(25勝3敗、22KO)と元世界タイトル挑戦者のホワイト(29勝3敗、19KO)が再戦する。両者の激突はグリニッジで行われた英国タイトル戦以来ほぼ8年ぶり。この試合ではジョシュアが第7ラウンドにKO勝利を収めている。
ブリクストン出身のホワイトは、長年に渡ってジョシュアとのライバル関係を続けている。2009年にはアマチュア時代にジョシュアを判定で下しているが、その後ジョシュアは2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得し、世界的なスターダムにのし上がった。
『AJ』ことジョシュアはヘビー級王者となり、WBA、IBF、WBO、IBOのタイトルを次々と獲得。チャールズ・マーティン、ウラジミール・クリチコ、ジョセフ・パーカー、アレクサンデル・ポベトキン、アンディ・ルイスJr、クブラト・プレフといった面々を相手に次々と勝利を収め、全世界に知られる存在となった。
33歳になったジョシュアは今年初頭、新たに迎え入れたコーチ、デリック・ジェームスの指導を受け、ジャーメイン・フランクリンを判定で撃破。パウンド・フォー・パウンドの雄、ウクライナのオレクサンドル・ウシクを相手に喫した2021年と2022年の連敗から立ち直り、勝利への道を再び歩み始めた。
その一方で、ホワイトも昨年フランクリンを破ったが、無敗を続けるWBC王者タイソン・フューリーに挑戦した世界戦では6ラウンドKO負けを喫した。この試合は2022年4月にウェンブリー・スタジアムで行われた。
ジャマイカ出身で36歳のホワイトは、再度の世界タイトル挑戦を目指している。来月、ライバルのジョシュアに勝利すれば、今年の終わりに他のヘビー級トップファイターとの一大決戦に挑むシナリオも充分考えられるだろう。
「今年は積極的に行動したいと決意している」とジョシュア。「8月12日(現地時間)が試合の日だ。心構えはすでにできている。待ち望んだ対戦を楽しみにしている」
「8月12日にロンドンのO2に戻り、再び戦場に立つのが楽しみだ」とホワイト。「現在の勝敗は1勝1敗。次の試合は決戦になるだろう」
「この試合が実現することは信じられない。もう絶対に2人を止めることはできない」と、マッチルーム・スポーツの会長を務めるエディ・ハーン氏は語った。「これら2人の間には深いライバル関係があり、互いに譲歩することはないだろう」
「時折、これが単なるブラフの打ち合いに見えたかもしれない。しかし今や、全てが懸けられ、この試合は両者にとって絶対に勝利しなければならない局面に達している」
「初回のO2アリーナでの対戦と同様、8月12日の激闘への期待を膨らませ、そしてDAZNで生中継される大きな夜を心待ちにしていただきたい」と語るのはDAZNグループの北米CEO、ジョセフ・マルコフスキー氏。「アンソニー・ジョシュアが4月の試合の直後に再び我々のプラットフォームで戦ってくれるのは素晴らしいことだ。我々は『AJ』をビッグマッチに送り出すことを望んでおり、ディリアン・ホワイトとの試合も大規模なものになる。10年以上も続いてきたライバル関係を再燃させるものになるだろう」
「8月12日は確実にビッグイベントになることをお約束する」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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7月9日(日) 9:00 | スコフィールド vs. ローズ |
WBAインターナショナル |
7月16日(日) 3:00 | ケリー vs. コルソ |
WBAインターナショナル |
7月16日(日) 9:00 | バウムガードナー vs. リナルダトゥ II |
4団体統一女子世界 |
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