WBC世界ヘビー級王者であるタイソン・フューリーは、2023年が終わるまでに2つの試合を戦う可能性がある。
まず最初に立ちはだかるのは、今週末に予定されている元UFCヘビー級王者フランシス・ガヌー。この試合はDAZNからPPVで放送される予定だ。その後には、年内にオレクサンドル・ウシクとの統一戦が見据えられている。
今年の9月、フューリーとウシクが待望のサウジアラビアでの対戦を行うための契約が交わされたと発表された際には、具体的な日程はまだ確定していなかった。だが、12月23日に実現されるのではないかとの情報が増えてきている。
フューリーのほうがウシクに比べて若干優位でありそうだ。しかし、元2階級世界王者のティモシー・ブラッドリーは、ウクライナのウシクがイギリスのライバルに対して活かせる点が多数あると考える。
ブラッドリーは『FightHype』とのインタビューに応じた。「先日、フューリーの試合を観察したんだ。彼は大柄だし、長所にばかり目が向いてしまう。しかし、彼が不得手なことには我々は注意を払わない。彼は試合中に直線的に動く傾向にある」
さらにブラッドリーは続ける。「もちろん、横方向に動くことだってある。だが、最近は前後の動きが多いね。ワイルダーとの試合を見返し、最初の数ラウンドに目を向けると、彼はまっすぐ後ろに後退していることに気付くだろう。そのパターンが続くなら、ウシクはフューリーを追い詰めるだろう。なぜならフューリーは足元から試合を作れないからだ」
「彼はパンチを打つのではなく、後退して距離を取ろうとしている。だからウシクは彼のボディに攻撃を集中させるだろう。フューリーは大柄で身長が高いからね。彼はかがんだり肘を曲げたりしてパンチを防ごうとはしない。彼は全身を使って避ける傾向にあり、その足元の動きはかなり鈍いんだ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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10月28日(日) 10:00 | セラーノ vs. ラモス |
WBA・IBF・WBO女子フェザー級タイトルマッチ |
10月29日(日) 1:00 | フューリー vs. ガヌー |
【PPVコンテンツ】 |
10月29日(日) 10:00 | フォスター vs. エルナンデス |
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
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