史上数少ない2階級制覇を達成した元世界王者カール・フランプトンは、アンソニー・ジョシュアが元WBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダーに打ち勝つためには、ひとつの転換が必要だと提言している。
両者は長年対戦が予想されてきた。2023年末に向けて試合が行われる可能性もあったものの、交渉は停滞している。もしジョシュアとワイルダーの試合が実際に行われるとしても、2024年のどこかになりそうだ。
オレクサンドル・ウシクに立て続けに2度敗北したジョシュアは、その後4月にジャーメイン・フランクリン、8月にはロバート・ヘレニウスを倒し、2連勝で復活を遂げた。この2戦の勝利は、新トレーナーにデリック・ジェームズを招聘し新たな道を踏み出した結果であり、それぞれの試合でのパフォーマンスからは、ジェームズの指導でジョシュアのスタイルが変化していることが窺える。
しかし、フランプトンは、ジョシュアがワイルダーに勝利するためには、かつて成功の原動力ともなったハードヒットのスタイルを維持すべきだと主張している。
フランプトンは実業家サイモン・ジョーダン氏のポッドキャスト「アップ・フロント」で次のように語っている。
「問題のひとつとして真っ先に挙がるのは、新たにデリック・ジェームズがトレーナーとして加わったことで、ジョシュアのスタイルが微妙に変化してきている点だ」
「ジョシュアはコーチの望むとおりに闘っているかのように見える。ワイルダーやフューリー、再戦が実現するのであればウシクとの試合に備えているようにも見受けられる。ジェームズはジョシュアが無謀な戦いをせずにすむよう願っているようだね」
さらにフランプトンは続ける。「フランクリンとの試合を見ると、ジョシュアがあのように戦ったのは、具体的には将来の試合への準備としてトレーナーに従っているからだと思う」
「私なら、ジョシュアがワイルダーのような選手に打ち勝つためには、以前のようにもっと果敢に闘うべきだと思う。あまりにも消極的な戦い方を選ぶと、一撃でノックアウトされてしまうかもしれないよ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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10月28日(日) 10:00 | セラーノ vs. ラモス |
WBA・IBF・WBO女子フェザー級タイトルマッチ |
10月29日(日) 1:00 | フューリー vs. ガヌー |
【PPVコンテンツ】 |
10月29日(日) 10:00 | フォスター vs. エルナンデス |
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
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