日本時間10月29日、WBCヘビー級王者タイソン・フューリーと元UFC王者フランシス・ガヌーが対戦した。フューリーがガヌーを圧倒すると予想されていたが、ボクシングデビュー戦のガヌーに僅差のスプリットデシジョンで勝利するという意外な結末を迎えた。
ジャッジの採点では96-93、95-94と2名のジャッジがフューリーを支持し、1人は95-94でガヌーを支持した。フューリーを限界まで追い詰めた、ガヌーの驚異的な実力がスプリットデシジョンをもたらした。
フューリーは良好なスタートを切るが、3ラウンド目にガヌーの左フックでダウン。意識を取り戻すと同時にラウンドは終了したが、我々が目撃したのは確かに熾烈な戦いだった。
フューリーは慎重に戦略を練り、ジャブを駆使してコントロールしようとした。しかし、一歩リードするたびにガヌーがすぐさま反撃し、最後のゴングが鳴るまでフューリーを追い詰め続けた。
両者が判定を待つ間フューリーは、プロキャリアで最も苦しめられた対戦相手が新参者であったことに少々当惑の表情を浮かべていたようにも見えた。
フューリーの次のステップとして、12月23日にオレクサンドル・ウシクとの4団体統一戦が行われる予定だ。しかし、フューリーが試合中にカットしたため、日取りが変更になる可能性がある。
「全く予想通りにはいかなかった。フランシスは素晴らしいファイターだ。彼は強く、パンチ力もあり、予想以上に素晴らしいボクサーだ」フューリーは試合後に述べた。
「前回の試合から11カ月、それだけの長い間リングから離れていた。その影響が見てとれた。錆びついていたことは否めない。しかし、彼は偉大なファイターだったし、いいパンチを貰った。左目の上には傷がある。それがヘッドバットによるものなのかは分からないけれど」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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10月28日(日) 10:00 | セラーノ vs. ラモス |
WBA・IBF・WBO女子フェザー級タイトルマッチ |
10月29日(日) 1:00 | フューリー vs. ガヌー |
【PPVコンテンツ】 |
10月29日(日) 10:00 | フォスター vs. エルナンデス |
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
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