格闘技界は今もなお、先週末に行われたタイソン・フューリーvsフランシス・ガヌーの結果に驚きを隠せない。
現WBC世界ヘビー級王者であるフューリーだが、この試合ではかつての低調な時期を彷彿とさせるようなパフォーマンスを見せた。フランシス・ガヌー相手に主導権を握ることができず、3ラウンド目にはダウンを奪われる苦境に立たされた。
試合はフューリーがスプリットデシジョンで辛くも勝利したが、こういった流れを踏まえると、3団体統一王者オレクサンドル・ウシクとのアンディスピューテッド王者を決める一戦を控える中、果たしてこれまでの予想どおりフューリーが優勢と言ってよいか甚だ疑問だ。
ガヌー戦後、フューリーのマネージャーであるスペンサー・ブラウンは『Boxing King Media』に対して、サウジアラビアで十分な結果が出せなかった事情の一端を語った。
「皆さんの指摘通り、我々は入場口で45分間足止めを食らった。これは決して言い訳にはならないが、試合に向けたウォームアップも済ませておいて、実際に試合が始まるまでの待機時間が予定より45分も長引いてしまった。パフォーマンスを続けていたダンサーたちがまだ舞台にいたからだ」
「もしかすると、フューリーは体を酷使しすぎたのかもしれない。試合前夜に開催されたチャンピオンディナーに参加させたのは私のミスだったかもしれない。契約上は参加に同意していた。ガヌーも参加していたが、その取り組みについては私が責任を持つべきだった。普段であれば対戦前に選手を無理に動かすようなことはあり得ない」
「試合開始時間が遅かったのかもしれない。夜遅い時間帯に試合を行うという経験はこれまでにかいものだった。それに対する準備をしておくべきだったかもしれない。だが、フューリーは真のプロフェッショナルだ。試合で見せた姿はフューリー本来のものではなかった」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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11月5日(日) 4:00 | コルディナ vs. バスケス |
IBFスーパーフェザー級タイトルマッチ |
11月5日(日) 9:00 | ロペス vs. ゴンザレス |
WBC中南米ライト級王座決定戦 |
11月5日(日) 10:00 | バジェ vs. オルティス |
IBF・WBO女子世界ミニマム級タイトルマッチ |
11月8日(水) 9:00 | ヘリング vs. モリーナ |
スーパーフェザー級8回戦 |
11月12日(日) 4:00 | マコーマック vs. ドブソン |
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11月19日(日) 10:00 | パチェコ vs. カセレス |
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