プロボクサーとしての7年間を通して、ケイティー・テイラーは女子ボクシングだけでなく、ボクシング界全体で見ても素晴らしいファイタ-を幾度も演出してきた。
日本時間11月26日には、シャンテル・キャメロンとの再戦で雪辱を果たし、2階級で4団体統一王者(アンディスピューテッド王者)となった。この試合は「人生で最も偉大な夜」と自身が表現しているほどだ。
今年5月にキャメロンに敗れ、キャリア初めての黒星を喫したテイラーは再起を誓った。その準備が報われ、テイラーはライト級とスーパーライト級の両階級でアンディスピューテッド王者となった。
2024年に故郷アイルランドの国立スタジアム、クローク・パークで試合を行うことをテイラーが望んでいることは公に伝えられているが、それが実現するとなると、対角に立つ対戦相手は誰になるのかという疑問が湧いてくるだろう。
DAZNが推定する、可能性のある対戦相手を見てみよう。
シャンテル・キャメロン
Mark Robinson/Matchroom Boxing
来年キャメロンと3度目の戦いを行うことは、最も筋が通った選択だろう。
現在の対戦成績は1勝1敗となっており、キャメロンは間違いなく、女子ボクシング界最大の功績となるであろう、2階級アンディスピューテッド王者の経歴を確定させるべく、決戦を行うことは想像に難くない。
キャメロン vs テイラーの3度目の戦いが行われるとすれば、ファンたちは試合成立を確実に喜ぶだろう。これまで2度の対戦が示したように、3度目の戦いは間違いなく記憶に残る試合となり、壮絶なライバル関係に終止符を打つだろう。
アマンダ・セラノ
GettyImages
テイラーの試合週になる度、アマンダ・セラノの名前が浮上する。
昨年、初めてマディソン・スクエア・ガーデンのメインイベントを女子ボクサーが務める、歴史に名を刻む一戦が両名によって行われた。ニューヨークでの激闘の末スプリットデシジョンによりテイラーが勝利したが、2人の偉大なファイターが再び頂上決戦を行うことを望む声が急速に高まっている。
セラノはテイラーとの再戦を望んでいることを公言している。もしかすると、セラノのプロモーターであるジェイク・ポールが示唆したように、2人はさらに一歩を踏み出し、3分間10ラウンドの試合で直接対決するかもしれない。
キャロライン・デュボア
英国のキャロライン・デュボアは、今後の女子ボクシング界で最大のスター選手になりうる存在と見られている。
プロに転向して以来、デュボアは全試合で勝利を収め、5度のKO勝利を誇っている。世界タイトル挑戦の準備が整いつつあると考える向きもある。
デュボアはテイラーとの対戦の可能性を恐れてはいない。もし2人が対決するとなれば、それは元オリンピアン同士による壮絶なマッチアップが期待される。
しかし、デュボアがまだ22歳だ。テイラーのようなビッグネームとの試合を行うにあたり、リング上でのパフォーマンスに影響を及ぼさないだろうかという懸念が残る。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
| 日時（日本時間） | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 12月3日（日） 4:00 | コンラン vs. ギル |
Sフェザー級12回戦 |
| 12月3日（日） 4:00 | サジョ vs. デ・カロリス |
EBU欧州Sミドル級タイトルマッチ |
| 12月3日（日） 10:00 | ガルシア vs. ドゥアルテ |
Sライト級12回戦 |
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