日本時間1月28日、ハイメ・ムンギアとジョン・ライダーがスーパーミドル級12回戦で対戦した。米・アリゾナ州フェニックスのフットプリントセンターで行われたこの試合では、激闘の末ムンギアがライダーを第9ラウンドでノックアウトした。メキシコ・ティフアナ出身のムンギアは待望の一戦を制し、168ポンドの頂点を総なめにする男との対戦を目指す。
「メキシコ人同士の対戦は素晴らしい試合になるだろう。その戦いが実現すれば光栄だ」とサウル "カネロ" アルバレスとの対戦を希望した。
ムンギアはラウンドを追うごとに徐々にライダーを追い詰めた。ライダーは第2ラウンド、第4ラウンドにキャンバスに沈み、9ラウンドにはさらに2度ダウンを喫した。
ムンギアの共同プロモーター、オスカー・デ・ラ・ホーヤは「ハイメはカネロができなかったこと、つまり"ゴリラ"(ライダーの愛称)をノックアウトすることに成功した。ムンギアが成長を遂げたことを誇りに思う」とコメント。トレーナーのフレディ・ローチと手を組んだ若きファイターの進歩を高く評価した。
ライダーは試合を通じてすさまじいプレッシャーを受けた。ライダーのセコンドは試合の中止を求めてリングサイドのオフィシャルに申し入れたが、背を向けていたレフェリーが見えておらず、ゴングでセコンドの意志を知らせる事態になった。
「この瞬間を待っていた。厳しいトレーニングを積んだし、私を信用していない人たちもいるのは承知している。しかし結果はこうだ。168ポンドで戦う準備はできている。ライダーは素晴らしいファイターで、多くを学んだし、これからもさらに前進する。非常に強力な相手で、非常に注意深く戦った。彼の頭はすごく堅かったけれど、今は心から幸せだ」とムンギアは語った。
ムンギアは無敗を維持し43勝0敗、内34戦はKO勝ちとした。一方のライダーは連敗を喫し、キャリア7敗目となった。
アンダーカードでは、メキシコ系アメリカ人ファイター、ガブリエラ・フンドラが10ラウンドKOでIBF女子フライ級王座防衛に成功した。
21歳のフンドラは試合中盤からペースを掴み、クリスティーナ・クルスを追い詰めた。クルスは完全にフンドラに背を向けてしまい、状況を見たレフェリーが試合をストップした。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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2月3日(土) 10:00 | シルブ vs. ファルカオ |
ライト級10回戦 |
2月3日(土) 12:00 | トーラー vs. バニン |
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2月4日(日) 10:00 | ベン vs. ドブソン |
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2月16日(金) 11:00 | ディアス vs. ペレス |
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2月17日(土) 10:00 | クリエル vs. ノンティンガ |
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2月18日(日) 1:00 | フューリー vs. ウシク |
Ring of Fire: Fight Night |
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